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発達・小児神経外来 通院記録 4回目:就学後の療育どうする?

先週、長男と病院へ行ってきました。
今回で4度目の受診になります。
今日は療育中長男の通院記録です。


息子の現状:

・幼稚園在園・療育中6歳男児
・年中組在籍(年少→年中2回目)
・障がいの確定診断は未受診
 (就学後、診断予定)
・発語/理解力に遅れが見られる
・突発的な強い欲求への感情コントロールが苦手



診察方法:母子同室で問診
診察時間:約10分

前回から、あらかじめ息子の現状をまとめたA4用紙を医師に渡しています。

お医者さんに見やすいよう事前にまとめることで、メモにちょこちょこ書いて受診日に挑むもよりも、思考を整理でき、さらに前回との比較がしやすく、以前より俯瞰して息子を見られるようになりました。
※用紙には、現況と前回との比較(家庭/幼稚園/療育)・課題・質問を書いています。



診察内容:現在の状況・質問

現在、息子は家庭・幼稚園・療育ともに落ち着いて過ごせています。今年の担任の先生は相性がよいらしく、表情もさらに明るくなってきました。
支援級への就学も確定し、息子自身の成長に関しては今回、特別心配事はないとお伝えしました。
ただ、今後の動きや少し気になる点があったため、それを聞いてきました。

 

一部詳細:
(※ 誰かの参考になればと思い記載していますが、息子の発達に合わせたお話のため、「こんなかんじなんだなー」程度で読んでもらえると嬉しいです。)

Q.1 就学後の療育について

現在の療育先が未就学児を対象としているため、就学後からまた新たなところに通わなければなりません。
幼稚園からの切り替えで、小学校へ通うだけでも大変だと思うので、就学後数カ月は小学校だけに絞って息子の様子を伺い、それから通わせようかと夫と話しています。
先生はどう思われますか?

A. 就学先で余裕が出てきてから

たしかに、環境の変化は大変ですし、最初は小学校だけに絞っていいと思います。帰宅後に持て余すなど、余裕を感じられるようになってからで大丈夫です。
また、入学後に新たな課題が出てくることも考えられます。そうした場合、それに合わせた療育を選んだ方ががいいですよね。まずは様子を見ましょう。


Q.2 困っているはずなのに平気な顔

療育の先生から、(息子が)困っている状況でも、笑顔でいることがあると何度か言われました。どうしてあげたらよいでしょうか?

A. 手助け / SOSのサインを教えましょう

そういった場合、二つのパターンが考えられます。
本人が自覚しているかどうかです。

起きた事象に対し、「大変だ」とか「困っている」と自覚していない場合は、こちらから手を差し伸べて上げましょう。

困っているのだと本人が自覚している場合は、言葉にできず(言葉にならず)にそうなってしまっていることが考えられます。
その、できなかった経験の積み重ねにより、本人が諦め、助けを求められなくなることが一番困ります。
手を挙げるなど、SOSのサインを決めて教えてあげましょう。

→幼稚園の先生と共有し、困ったときは右手を挙げて先生を呼ぶよう教えることにしました。まだ模索中です。


受診後:

受診後は、パン屋さんで息子といくつかパンを買って、上野の不忍の池のベンチで二人並んでパンを美味しく食べました。紅葉が最高でした~

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最高に楽しくて、「すっごい楽しいね!」と息子にしつこくしつこく伝え、写真をばしゃばしゃ撮りました。息子はカメラ目線ができないので、伏し目がちな写真ばかりですがヽ( ゚∀ ゚)ノ
旅のシメには駅構内にあるガチャガチャ(今回は絵本の『パンどろぼう』)をやり、楽しく帰ってきました。
子どもの成長を見届けるのって私にとっては大変なこと9割な気がしますが、残りの1割が最高で、それがやみつきだな~って思います。


↓ 白い鳩に二回遭遇しました

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診察を終えて:

先生に初めて診てもらったのが、たしか今年のはじめで、そのときは持て余した息子が床に寝転がって仰向けになっている息子を横目に相談していました。

あれから約11カ月。

今回は、途中立ち上がりながらも、座って先生とのやりとりを楽しむ余裕が見られました。発語に関しては、言葉の意図が伝わらない言葉が多いのですが、積極的に話しかけ、とても楽しそうでした。
その成長ぶりを先生は褒めてくださり、私自身もここ最近の息子の落ち着いた姿、いきいきとした表情に安堵しています。
こうして、息子の行動が落ち着いてきたことで、息子にも私にも心に余裕が出てきました。

いままでは、成長!成長!と、いまよりも少しでも成長することを期待して、息子に成長してもらうことばかりを考え、必死すぎたんだと思います。

ある日の朝、ふと、別に成長しなくても、成長してもどちらでもよくないか?と、肩の力を抜いて考えられている自分がいました。
あくまでも、成長は結果論。
私が息子を成長させようと思ったからといって、息子が思い通りに成長するわけではなく(そういった場合もあるけれど)、目の前のことをコツコツと積み上げていった結果が、振り返ってみればそれが成長だったというだけなんじゃないかなぁって、ようやっと思えるようになりました。
成長をするかしないか・成長をしたいかどうかは本人の問題であって、親は「成長を求めない」で、本人の成長や要求に合わせたサポートを日々与え続けるだけ……。

子育ては私自身の問題でもあるけれど、息子自身の成長は息子の問題なんですよね。息子の人生は息子のもの。息子のペースで歩めばよい。それを今回、また息子から教わりました。
息子からしたら、いままで煽られているように感じていただろうし、プレッシャーだったでしょう。申し訳ない。
勘違いしそうになったら、ここに立ち戻りたいと思います。



受診先が変わる:

担当医が退職されるのだそうです。
(療育先の担当の先生も、退職すると聞いたばかり(笑))
というわけで、先生を追いかけ、別の病院に通うことにしました。我が家からまたさらに遠くなるけれど、先生がよすぎて、迷うことなく先生についていきます~~人との出会いって本当大事ですよね。

実は、前回の受診時、先生の代打で別の医師に診てもらっていました。「普段老人専門で、子どもたちは専門外なんです。」っていう先生に(;´∀`)
あの時点では、担当医がいつ戻ってくるか分からないと告げられ、先生のことも含め、今後息子がどうなるのかとかなり動揺しました。

と、同時に、
「もし先生が退職されても、私が探しさえすれば、先生と同じくらい息子と相性のよい先生は絶対いる。先生の幸せの方が大事だし、一回の息子の診察の心配よりも、先生の方が心配だ。」
「先生は一人しかいない。なんらかの事情で先生が別の場所に勤めているのならば、再び先生を探し求めて先生にお願いしよう。」と、次第に思うようになりました。

息子の担当医という役割を果たせる医師は先生以外にもいるけれど、先生は先生一人だけ。替わりはいるけど、いない。
そうならば、一人一人が自分の命や人生を大切にしなければならないよなぁ、と。(飛躍&壮大すぎ??)

先生の心身の健康・生活が成り立って、先生の幸せありきの診察。ありがたい時間をいただいているのだなと今回、改めて思いました。

一人一人の幸せを願い、奪い合わずに譲り与えあう人生でありたいものです。
大変な時代だけれど、みんなが日々小さな親切を重ねて、たとえ一瞬だとしても、お互いに幸せを感じられる時間を意識し、みんなで幸せを築き上げていく世の中であって欲しいと思いますし、そのためには日々私自身がそうならなければと、最近、切に思います。(またまた壮大(笑))



長くなってしまいました。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございます^^

またお会い出来たら嬉しいです★

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