脳卒中を勉強し始めた恥ずかしい理由
こんばんは。
理学療法士の``Miyata Daiki``です。
今日は
なぜ、回復期病院に勤めたいと思ったのか?
なぜ、脳卒中リハビリテーションに興味を持ったのか?
なぜ、勉強しようと思ったのか?
をお話ししたいと思います。
1)なぜ、回復期病院に勤めようと思ったのか?
きっかけはいたってシンプルです。
長きにわたる臨床実習で回復期病院に行かせて頂きました。
理学療法士としての基本的な評価や治療はもちろんですが
回復期病院を退院して、在宅復帰・社会復帰していく患者さんを
たくさん見させていただいきました。
それまで正直言って、回復期のリハビリテーションなど
全くと言っていいほど無知で興味がなかったんです。
理学療法士がどんなアプローチをするのか全く知らなかったんです。
そこには身体機能の向上や立つ・歩くなどの練習はもちろんのこと
家に帰ってから家事をこなすための練習をする女性もいれば
仕事復帰に向けての通勤の練習や
仕事で必要な動作の練習(PCや荷物運びなど)を実施していました。
できるようになって自宅へ退院していくその姿をみたときに
「めっちゃやりがいある仕事やん!!」と思いました。
実習から帰ってきた
私はすぐに回復期病院を探し、現職場を見学・就職試験
を経て入職しました。
2)なぜ、脳卒中リハビリテーションに興味を持ったのか?
臨床実習において数多くの脳卒中後の患者さんを見ることができました。
当時の私が考える
回復期病院における脳卒中のリハビリテーションとは?
想像していたのは、ROM・筋力訓練・歩行訓練
まじでこれくらいしか思ってませんでした。
「実習とりあえず受かればいいや」みたいな学生でした。
しかし、苦しく厳しいもどことなく楽しい現実が待っていました。
なんと幸も不幸もガンガン臨床に参加させてくれるスタイルだったんです。
正直いってドギツい泣きそうになる実習だったんですが
治療参加のたびに新しい発見が待ってました。
そのあと指導者の先生の臨床思考をいつも教えていただいてました。
あんなに治療させていただける実習施設はなかったです。
はじめの頃は、なんにもわからない、でも現実に目の前には患者さんがいるなんとかしないと、なんか考えないと、なんも思いつかん
そんでもって汗ダラダラみたいな感じです。
でも実習を続けていくうちに
脳卒中の方の症状ってこんなにあるんや
無限に考えることがあるんや
いろんな側面から考えやなあかんのや
これやってみたい、やったらどうなるかな?
って変わってきたんですよね。
これがどことなく楽しく、
興味を持った``きっかけ``です。
3)なぜ、勉強しようと思ったのか?
さあ国家資格をとって回復期病院に入職
ただその時の私には、良くなっていく患者さんの姿は想像できていても
自らの理学療法を通して治療していく術がありませんでした。
そもそも基礎の知識が全く足りていませんでした。
評価の取りようもありませんよね。
※これはめちゃくちゃ恥ずかしく情けない実話なんですが、、、
入職してすぐに脳卒中患者さんの先輩の治療を見学させてもらってる時に、
先輩「miyata君、頭頂葉てどんなところ?」と質問がきました。
私固まっちゃいました、思い浮かばないのです。とりあえず・・・
私「運動ですか?」
先輩「ちゃんと調べておいて」
私「・・・」
脳卒中興味あります言うといてこれはやばい奴やろこれは。
勉強せんと話にならん。
一人じゃ何も考えられない。
これが勉強し始めた``キッカケ``です。笑
4)最後に
こんなことも知らなかった僕が
``脳卒中領域の認定理学療法士``を取得
脳卒中のリハビリテーションをnoteに書き出す。
思いもしませんでした。
新人・後輩理学療法士の皆さん、こんなアホでも少しずつ勉強してきた奴の
noteをぜひ読んでください。