恋愛市場が厳しすぎてオタクが増えてる説
最近、原宿駅へ行ったのですが2次元キャラの旗が大量にあってビビりました。
若者のメインストリームの原宿が2次元の男キャラの旗を大量に並べてるのです。
原宿に集まる若者すらもオタク化してきているということです。
思えば最近やたら鞄に男キャラの缶バッジを大量につけてたり、アイドルの顔写真を身につけたりしている女の子を見かけるようになりました。
女子で人権あるのはジャニーズのオタクくらいで
、一昔前だとオタクってほとんど人権ありませんでした。
それが2次元キャラまでファッションとして身につけても問題ないレベルまで人権を得たということでしょうね。
最近は推し燃ゆという小説が芥川賞を取りましたし、金になると企業も気づき始め推しマーケティングとかいうビジネス本もよく見かけます。
ホストクラブも社会問題化しつつありますがホストも推しに貢いでナンバーワンにするという仕組みは他のアイドルとか2次元とかとも同じような構造です。
正確なデータはありませんが、男女ともにオタクは増えている気がします。
映画も毎年のようにアニメ映画が興行収入100億を突破しています。
アニメや漫画といったオタク文化が一般化していなければこんなに売れるはずありません。
オタクが増えている理由を考えてみるとやはり現実の恋愛が無理ゲーになってきているからだと思います。
全てがそうではありませんがオタク文化って恋愛のオルタナティブなものという側面は明らかにあります。
魅力的な異性のキャラにハマるのをトリガーに、さらなるコンテンツを視聴させたり、グッズを買わせたりイベントなどに誘導するのがオタクコンテンツです。
その根底にある原動力は明らかに性的な力です。
つまり現実の恋愛で満たされないものをオタクコンテンツは埋める役割を持っています。
それが市民権を得たということは満足いく恋愛を送れていない人が多数いるということだと思います。
なんと言っても今20代の男の4割がデート経験すらないらしいですからね。
大学生も含まれてるとは言ってもぶっちゃけ20歳になる大学2年になっても彼女できない人はそこから彼女作るのもきついですし、大学までに彼女できなかったやつは社会人になってからもきついです。
モテ男が何人も女を口説いてるとは言っても限度はありますからそれだけ女の子もあぶれてしまっているということです。
仮にモテ男と付き合えても本命になれるとは限らないですからね。
だってモテ男は選び放題だしライバルも多いです。
そうなると恋愛できなかったり理想の相手と付き合えない人たちがオタクになってもおかしくはありません。
この流れが進みまくって若者のメインストリームにまで及んでいるのでしょう。
そう考えると恐ろしいですね。
もう少子高齢化も取り返しのつかないところまで来てますし、色々末期な気がします。