コンタクトを落としたがコンデジが側にいた新宿
右目のコンタクトレンズを会社で落とした。もう古かったので両方とってしまおうか迷いつつ、手を洗ってからとるのが面倒だったので左目は残した。
今日は新宿の現場に行く。最近仕事で外出が少なかったので、現場までの間になんかいい写真撮れないかなって少しウキウキしていた。でもコンタクトレンズを落としちゃったなと、少し肩を落とし、プラスマイナスゼロ。
ホームでカメラを握って、向かい側を映した。自分の視界はボヤボヤしているのだが、カメラ越しに見るとはっきり見える。夜景をスマホで撮ったりすると、「ほんとはもっと綺麗なんだけどなぁ」と思うことが多いのだが、それとは逆で持っているカメラがボヤボヤした目を上回っている。いや、普段の目よりもこれは綺麗だ。そっか、カメラは僕の目よりもいい目をしてるのか。
新宿で人ごみに紛れながら、人の目はそれぞれ違うレンズを搭載しているのかと、ふと思う。景色をはっきりと鮮明に映し出す人もいれば、色をよりビビッドに見る人もいるのかもしれない。自分の目は他の人とどう違うのだろう。多分視野はめっちゃ狭い。今書きながらでっかいう○こみたいな土を踏んだ。う○こと土を見分ける目は持っているようだ。嗅いだけどやっぱり土だった。よかった。
カメラは自分のもう一つの目なのか。自分の目が悪くてもカメラは綺麗に映してくれる。カメラは自分の目と違う景色を映すということは、忘れないでおこう。
だけどちょっと待てよ。自分の目で見て、綺麗だと思った景色を、カメラで撮って加工してより綺麗で素敵な世界にしてどうするんだ。綺麗だと感じた自分の目で見えた景色をカメラとLightroomを使って再現するという考えの方が正しそうじゃないか。
見た景色の再現の方がいいんだったら、第3の高性能な目という考え方はおかしい。いや、正解なんてものはないのか。それを映した理由によって、加工の仕方も変わるんだろう。まだまだ道は険しそうだ。
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