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長男長女の話題の特徴

中学の同級生4人で集まって、ランチをした。
今日集まったのは、およそ2年ぶりである。
友達の内の1人が、12月に遠い異国の地へ転勤となり、じゃあ集まっておこうということなったのだ。

この4人は男2、女2で、性別は違うが、共通点が多い。
同い年で、みんな家庭を持っていて、しかも今日発見だったのは、みんな長男長女だった。
ただぼくだけ、長男だが、3人兄弟の真ん中で、お姉ちゃんがいる。
ぼく以外は3人か2人兄弟もしくは姉妹で、1番上だった。
そういえばぼくの奥さんも三姉妹の1番上である。
ぼくにとって長男長女は居心地がいいのかもしれない。

さっき書いたけど、みんな家庭を持っているのも共通していて、話していて面白かったのは、みんないい感じの家庭を築いていたことだ。
いい感じの基準としては、単純に楽しそうかどうかである。

異国の地へ行く友達は、奥さんと子供も後から異国で合流するそうだ。それは何より。
子供の成長を直接見守れないのはつらい。

女友達2人は家を買ったそうで、夫や子供とは楽しく過ごしているようだ。
2人の内1人の旦那さんは見たことがなかったので、写真を見せてもらったのだが、その女の人と対極的な雰囲気だった。
イメージでいうと、シャンディガフと味噌汁で乾杯しているような感じだ。
いや合わないと言っているわけではなく、意外だったのと、なんかよかったと思った。
何しろ味噌汁は二日酔いに効く。
見せてもらった一枚の写真で旦那さんの人の良さが伝わってきた。
口をMAXに開いても入らないハンバーガーが売りのお店で撮った写真で、多分連れてこられたんだろうなぁ、と思いながら見てたんだけど、自然で素敵な笑顔で、今でも忘れられない。
あれはいい写真だ。

もう1人の女友達は、最近埼玉に引っ越した。
子供が3歳で、1人でずっと育児で孤独だし、働きたいと言っていた。
旦那さんに不満はなく、充分な収入もあり、自分自身との戦いについて話していた。
ちゃんと立ち向かっていて、しかも解決できる内容だったから、話自体は前向きであった。

振り返ってみると、学校の思い出話などといった過去の話は少なく、未来についての話が多かったように思う。
家庭のこと、お金のこと、仕事のこと、夢のこと、なんだかちゃんとしてる。
さすが長男長女。

ところがぼくはどうだ。
ちゃんとしてるのか。
ぼく自身、何について話したっけなぁ。
久々にお酒を飲んでとんでしまった。
いや話したことを忘れるのはいつもだ。
お酒のせいではない。
なんかまたきっと、その場が楽しくなるような話ばっかりして、将来の話とかはしてないだろう。
子供もいることだし、もうちょっと未来に目を向けなくては。

結局、3軒ハシゴして最後はラーメン。
絶対に明日お腹を壊す系の辛いラーメン屋。
未来に目を向けつつ、明日の体調の悪さには目を向けない御一行であった。

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