健康寿命を伸ばすには、◯◯を変えること!
ジャパンヘルスケア代表取締役医師の岡部です。
本記事では、健康寿命を伸ばす方法をお伝えしたいと思います。ぶっちゃけて言うと、健康寿命を伸ばす方法は沢山あります。
当たり前ですが、健康的な食事をとり、適度に運動し、十分な睡眠をとって、ストレスを抱え込まず、よいつながりの中で暮らしていれば健康寿命は伸びます。
そんな中、あまり知られていない、とても大事なことをお伝えしたいと思います。
そもそも健康寿命って?
健康寿命とは、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のことです(wikipediaより)。
つまり、
健康寿命=寿命ー要介護期間
ということになります。ではみなさんは、要介護の原因をご存知でしょうか?
寝たきりや介護サービスが必要になる原因トップ5がこちらです。
この5つで3/4を占めており、その他は細々としたものになります。認知症や、脳梗塞などの脳血管疾患はすぐイメージがつきますね。転倒・骨折も原因に上げる方が多くいます。
しかし「関節疾患」は知らない人が多いのではないでしょうか?関節疾患とは、要するにひざや腰の痛みです。確かに高齢者の方で、困っている人は多いですよね。
この「関節疾患」も「転倒・骨折」も、筋肉や骨が弱ってくるせいで起きてきています。介護の原因は、1/4が筋肉や骨が弱るせいで起きてきます。これをロコモティブシンドローム、略してロコモと言ったりします。
ロコモには、「高齢による衰弱」を入れてもよいかもしれません。そうすると介護の原因の1/3がロコモ・痛みということになります。
介護の原因を予防すれば、健康寿命が伸びますよね。つまりロコモや痛みを予防すれば、健康寿命が伸びる!ということです。
健康寿命を伸ばすには、「歩き方」を変えること
ロコモや痛みを予防するには、「歩き方」が重要になります。
何気なく、誰かに教わることなく歩いていますが、その日々の歩きの積み重ねが大事なんです。
日々の食習慣が大事で、食習慣が悪いと生活習慣病になり、脳梗塞などに至るのと同じです。日々の身体の使い方、つまり「歩き方」が悪いと痛みになり、骨が変形します。
「歩き方」が悪いからカラダがゆがみ、ゆがみがあるからうまく歩けなくなり、悪循環が進むわけです。
今日のウォーキングレッスンでも高齢の方がいらして、教えさせて頂きましたが、なかなか60年余りで培った変形は戻すことはできず、綺麗な歩き方には導けませんでした。変形が進んでからでは遅いんです。
若い時にタバコを吸っていて、あとで困るのと一緒です。肺が壊れてからでは遅いんです。しかしタバコはカラダに悪いと分かって吸っていますが、綺麗ではない歩き方がカラダに悪いとは知られていません。
綺麗に歩けている人は半数しかいない
自分の歩き方は見えないので、綺麗に歩けている人は多くありません。街を歩いている人をみて、私が綺麗だなと思う人は2割くらいしかおらず、改善の余地がある人がほとんどです。
健康寿命を伸ばすには、「歩き方」を変えること!です。
ぜひ、今一度自分の歩き方に気をつけてみて下さい。拙いサイトではありますが、下記に少し情報をまとめています。
その他にウォーキングレッスンに来て頂いてもいいですし、忙しくて来られない方などのためにアプリも作ったのでよければ、ご活用下さい。
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