足痩せするなら知っておきたいちょっとためになる話
こんにちはだいちです。
今回は脚痩せ?というか部分痩せについてのお話になります。
ボクは脚痩せとか部分痩せについてはかなり否定的でしたが、つい最近、尊敬する人のお話を聞いて納得した部分も多かったので今回はそのまとめになります。
学んだことをざっくりと書いているので少し読みにくいかもしれないですが部分痩せに関して関心のある方なら知っておいてほしい内容になるのでぜひ最後まで読んでみてください。
部分痩せは可能か
部分痩せは可能かということに関して結論を言うと最初にも少し触れていますが、否定的でした。
これは脂肪燃焼という意味での否定的で、姿勢改善やむくみの減りで部分的にスッキリするという意見には肯定的ではいました。
しかし、ある方のお話を聞かせていただき、確かにロジック的にはそうなるな!ってことを思い脂肪燃焼という観点からも部分痩せ(脚痩せ)は可能ではないかという意見に至りました。
部分痩せを不可能とした場合、出てくる2つの疑問
部分痩せをを不可能とした場合、ある2つの疑問が出てくるわけです。
この2つです。
今回はこの2つについて解説をしていきます。
男女で脂肪のつきやすい箇所が違うのはなぜ?
男女で脂肪がつきやすい箇所って違いますよね?
例えば男性の場合、お腹周り、女性だと骨盤や太もも周りが特に脂肪がつきやすいと言われています。
中には例外もいらっしゃると思いますが多くはこのパターンが多いでしょう。
いわゆる男性はリンゴ型、女性は洋ナシ型と言われますね。
これはなぜでしょうか?
✅ホルモンによる違い
✅受容体の違い
この2つから説明していこうと思います。
・ホルモンによる違い
男性と女性ではホルモンに違いが多くあります。
男性ホルモン:テストステロン
女性ホルモン:エストロゲン
といったものの違いです。もちろん男性にもエストロゲンはありますし、女性にもテストステロンはあります。量の問題ですね!
そして女性は妊娠などもあるので骨盤周りや太もも周辺に脂肪を溜め込みやすいのです。これは生理学的には仕方がないことでです。
「じゃあ脚痩せって無理なの?」
そうではありません。
ここで言いたいのは男性でも女性ホルモンは増えますし、女性でも男性ホルモンは増えるということです。
ある研究結果によると大豆をより多く摂取することで男性が女性化していくという報告があります。これは大豆に含まれるイソフラボンという成分が女性ホルモンと似た作用があるためです。
また女性もトレーニングの強度が高くなったり、アミノ酸を多く摂ったり食事内容が変化していくとテストステロンが高くなることが言われています。
つまり、脚痩せを狙っていく場合、女性ホルモンに似た作用をもつイソフラボンを含む食べ物を減らすことで骨盤周りへの脂肪がつきにくくなるのではないかということです。
またアルコールも減らすことをおすすめします。
アルコール分解時にアンドロゲン(テストステロン)をエストロゲンに変換するアロマターゼという酵素を活性化させてしまうためです。
・受容体の問題
脂肪燃焼の条件はアドレナリンやノルアドレナリンといたホルモンが分泌されてリパーゼが活性化することが条件です。
アドレナリンやノルアドレナリンを受け取る受容体というものが体にはあります。
そしてその受け取る受容体の中には脂肪を燃やしやすくするのものと脂肪燃焼を阻害するものがあると言われています。
脂肪燃焼を阻害する受容体が男性ではお腹周り、女性ではもも周りと言われています。
こういった背景から見たときにも脚痩せが部分痩せが難しいと言われている理由です。
体の中心部にいくほど脂肪がつきやすいのはなぜ?
ふくらはぎよりも太もも、前腕よりも二の腕の脂肪のつき方や筋肉のつき方って変わりますよね?
この原因も2つ。
だと言われています。
血流量が多いのはミトコンドリア(エネルギーを作る場所)が多いことであもあります。
筋肉量が多いということはそれだけミトコンドリアの量も多くなります(もちろんミトコンドリアを増やす方法はそれだけではありません)。
つまり、ふくらはぎよりも太ももの方が筋肉は多いので脂肪燃焼を考えた時、皆さんが良くやっている大筋群(大きい筋肉)を鍛えることは理にかなっているのです。
トレーニングについては一般的に30〜40回で限界が来るような重量設定でトレーニングをすると良いと言われています。
血流量を増やすという意味でも多く動かす方が血流量が増え脂肪の燃焼が起こりやすいという考え方になります。
足が太い人へ
脚が太いと悩んでいる人は多いと思います。
私はトレーニングしているから脚が太いのだと思っているかもしれないですが筋肉という面だけで見るとコンテストに出ているスタイルのいい人たちはガンガン脚トレをしているはずです。
コンテストに出ているということは当然トレーニングの量も一般の方とはレベルが違います。それくらいの量をこなしているのになぜあんなにスタイルがいいのか。
これはやはり最初にも挙げた食事内容や血流の問題だったりします。
もちろん、むくみや骨格の場合もありますが今回は「筋肉」という面のお話です。
またトレーニングしているのに筋肉で太いという人もいますがそんなことはありません。
筋肉は使わないと太くはならないです。
なので残念ながら太い脚は脂肪で太くなっている場合がほとんどです。
例外として、無意識に本来使わないといけない筋肉を姿勢の悪さによって過剰に使ってしまっている方も中にはいるので断定はできないですが今回のお話では省きます。