1982年生まれ。自慢もない人の30代後半~40代現在。
以前のポストから、私自身にどのような変化があったのかをまとめてみます。
スタートアップ・コーポレートへの転身
起業の反省と得た学び
他のポストでも触れていますが、起業した会社を辞めました(2018年)。少し時も経ったので今なら冷静に言えますが、私の力不足でした。事業的な話で言えばマーケ面で劣っていたところであるし、組織的な話で言えば私のメッセージ不足でした。
チャレンジしなければ得られない経験や教訓なども数多くあり、それは現在の私の生業にも繋がっています。
ターニングポイント
起業したことは、私にとって多くの経験や学びを得ることになったのですが、特に、財務や法務、人事といったコーポレート業務に自ら従事したことは、私の人生でターニングポイントとなりました。
現在のコーポレート部門の立ち上げや立て直しに関するバックオフィス支援事業の開始へと繋がり、スタートアップ・コーポレートへの転身することになりました。
現在はコーポレート部門の立ち上げや立て直しに関するバックオフィス支援事業を開始。複数企業のコーポレート案件に携わっています。
スタートアップ・コーポレートの事例紹介
スタートアップ・コーポレート、コーポレート部門の立ち上げや立て直しがどういったものであるのか、事例とともにご紹介します。
事例①:コーポレート部門立ち上げ
スタートアップ企業のコーポレート部門立ち上げは、完了までに18ヶ月程度を要することが多いと言われています。かつて携わったtoB系SaaSスタートアップでは、12ヶ月程度で立ち上げを完了することができました。これは立ち上げ期間に該当する人件費を抑えることを意味しており、1,000万円の圧縮効果がありました。
事例②:法務
契約書のテンプレート化や利用規約の活用を行いました。一般的な契約書の作成時間として、弁護士がタイムチャージとして設定する時間は、平均90分とのデータがあります。契約書のテンプレート化を進めた結果、社内事務員の作成時間を30分へ短縮することができました。
事例③:財務経理
経理内製による月次決算の早期化を行いました。中小企業では月次決算に1ヶ月程度の時間を要することも珍しくありませんが、3-6営業日での月次決算を可能としました(内製化着手段階では半月以上を要していました)。業務スピードについては、顧問税理士の先生からもご評価を頂いていました。
事例④:グループ経営管理/グローバルビジネス対応
海外(シンガポール/タイ)法人設立に伴う、現地法人の管理部門立ち上げのサポートを行いました。問題提起と助言の2アプローチを基本とし、現地法人側の独立性を尊重しながら、グループ経営基準への適合を図りました。
事例⑤:経営的な重要課題の解決
取締役会や経営会議といった、経営意思決定機関への参加を通じて、経営課題の収集を行い、提案と実行を行っています。「リスクマネジメント」や「コンプライアンス」観点からの提起(個人情報保護法や会社法、各種業法)のほか、利益率向上のための施策や業務フローの見直しを行い、経営陣からの理解を得ています。
上記以外にも、スタッフマネジメントや資金調達に関する事例もありますが、また改めてご紹介できればと考えています。
まとめ
間もなく42歳の誕生日を迎えようとしています。すっかり中年男性ですが、スタートアップ・コーポレートとして、これからも企業の発展成長に携わっていきたいと思います。
ありがとうございました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?