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つなぐ、とは何か?地域ポータルサイト構想


「あなたと地域をつなぎ、明日を考えるポータルサイト(仮)」をコンセプトに構想中(妄想中)の地域ポータルサイトだけれど、そういえば、"つなぐ"って一体どういうことなのだろう?なにをもって「つないだ」「つながった」と考えるべきなのだろうか?

4つの「つなぐ」

[ユーザー]と[情報]をつなぐ

ポータルサイトであるからには、利用者が求める情報を適切に提示し、ユーザーと情報をつなぐ必要がある。Googleで検索するよりも効率的に地域の情報にアクセスできる必要があるし、誰でも見やすく使いやすい必要があるだろう。

  • 効率的な検索機能

  • 分かりやすいサイト構成

  • 適切なカテゴリ分け

  • 見やすいUI

これらが実装すべき要素だと思う。

[お店が提供する価値]と[ユーザーの体験・感想]をつなぐ

お店が提供するサービスやモノといった価値を、利用者がどのように受け取ったのか。これを見える化することでお店と人をつなぐ、と考える。ポータルサイト上でお店を発見して利用して終わりではなく、その価値をどのように受け取ったのかを見える化したい。そこが見えることで、他の利用者とお店がつながるし、利用者同士も共感を通してつながるかも知れない。

  • ユーザーレビュー、評価機能

  • シェア機能

  • [行きたい!] [行った!] ボタンの設置

  • ユーザーが積極的にレビューしたくなる仕掛け(要検討)

Amazonレビューとか楽天レビューとは一味違う構成にできないかなー。あのレビューもかなり参考になるんだけど、地域ポータルとしては若干、こう、機械的というか冷たい感じがするような。もっと、大学生協のご意見板的な大らかさとローカル感を演出したい。

[お店]と[お店]をつなぐ、[お店]と[地域団体]をつなぐ

店舗同士のコラボレーションや、店舗と地域団体などの協力を企画することでこれらをつなぐ。企画も、ポータルサイト運営が一方的に考えるのではなく、ユーザーからのアイディアや店舗からの案が積極的に出やすいような仕組みを考える必要がある。そして、それら企画の動向やその後の展開を見える化することで、タネがどう育っているのかをサイトの閲覧者も一緒に見守る仕組みを入れたい。

  • コラボが生まれやすい環境・仕組みの整備

  • ユーザーから希望や意見を吸い上げられる仕組みの導入

  • タネ→企画→実行→完了まで一連の流れを見える化する仕組み

ここはポータルサイトがある程度育ってから実装することになるんだと思うけど、妄想するのが楽しいところでもあるからアイディアは出しておきたい。

[地域の人]と[地域の人]をつなぐ

ポータルサイトをハブとして、地域の人々の交流を生み、情報を交換し、共感することで人と人をつなぐ。最初に書いた店舗レビュー的な仕組みとも絡みそうだけど、人と人がうまく交流できる仕組みが必要だと思う。共通の嗜好をもつ人同士のコミュニティを作れたり、地域住民が主体となってイベントを企画したりするためのプラットフォーム的な役割を担いたい。

ただ、これらは上手く運営しないとトラブルのタネにもなりやすいかなとも思っている。とくに地域コミュニティは狭いため、余計に取扱い注意なのかも知れない。このへんはもっと勉強が必要と感じている。

  • コミュニティを作れる機能

  • 写真投稿コーナーなどを設け、ユーザーが地域の推しスポットをシェアできるような仕組み(SNS連携?)

具体的に考えることの重要性

ぼんやり使っていた「つなぐ」という言葉を具体的に考えてみると、ポータルサイトに求められる機能についてより明確になってきた。こんな感じで、これまで妄想してきな内容を少しずつ言語化して分解して整理していくことで、徐々にサイトの形が見えてくるのかも知れないと感じた。

さて、これら「つなぐ」の他にもまだつなぎたいものが隠れているかも知れない。サイトを立ち上げる前にじっくり検討して、しっかり言葉にまとめておこうと思う。

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