参考になりそうな地域ポータルサイトまとめ
なかなか、具体的なポータルサイトのイメージが湧かないので、既存のポータルサイトを色々と調べてみた。まとめていきます。
枚方つーしん
シンプルな構成で枚方地域の情報をまとめているポータルサイト。更新頻度も高く、結構繁盛していると思われる。地域のポータルサイトで検索した際、成功している例のひとつとして紹介されていた。
運営は株式会社morondで、20数名のスタッフで運営されている様子。情報の検索性はあまり高くない気がする。ひらつー電話帳への掲載や広告掲載などで収益化している模様。広告掲載費は結構いいお値段。月間300万PVを誇るサイトだからこそ成り立つモデルなのかな。姉妹サイトも多数。
僕が考えているポータルサイトとは方向性が異なるが、地域ポータルの成功例として挙げる。
阿佐ヶ谷百貨店
こちらは阿佐ヶ谷のお店やサービスを百貨店に見立てて掲載している地域ポータルサイト。コロナを契機に立ち上げたようで、完全ボランティアで運営されているとのこと。街に26年続くイベント「阿佐谷ジャズストリート実行委員会」によって立ち上げられ、実行委員が所属するコミュニティースペース「マルコせいさく所」によって運営されている。
基本的なサイトの構成は枚方つーしんと似ていると感じる。こういったサイトで、例えばオシャレなカフェを探そうとしたら、TOP→飲食店→ページをひたすら開いて探す、ってやるのだろうか?美容室を探すときは、TOP→サービス→ページを探す、って感じ?それともこういう使い方は想定していないのかな?
イベントなども企画しているらしく、掲載店舗がコラボ出店する情報も載っている。一方でサイト利用者からの投稿やコメント機能などはなさそう。
鞆物語
雑誌みたいなおしゃれサイトを探していて見つけたサイト。鞆の浦の観光サイトで、鞆物語運営チームが運営している。上記2つのサイトはその地域に暮らす住民向けの情報サイトであるが、これは観光PR用サイトの側面が強い。Facebookページと連動して、サイト利用者が写真投稿できる機能(無料)があり、うまく相互コミュニケーションを取っている。お店のまとめ方や見せ方が上手く、MAPも同時に表示されることから検索性は高い。これはやはり観光客向けとしての作り込みだろうと思う。
物語りとして、人、もの、地域にスポットライトをあてた読み物は興味深く、地域に住む人にとっても読みたくなる記事ではないかと思う。こういった特集の作り方は参考にしたい。
オキガル
つい最近オープンしたらしい横須賀のポータルサイト。運営は横須賀を中心とした異業種交流組織、一般社団法人BPS横須賀のメンバー。トップページのイラストがおしゃれで「おっ」と思いながらスクロールすると、内容はだいぶイマイチ。店舗やサービスのカテゴリ分けもされておらず、情報も少ない。立ち上げ初期だからしょうがないのかも。今後どのように進化していくか見ていきたい。
今後も追加予定。
目的→機能→デザインの順番を忘れないように。