KPI、KGI って何?説明できる?って聞かれたときのための記事
はじめに
仕事において目標を数字で把握するというのは非常に大事ですよね。
ビジネスの場においてはそれを KPI、KGI といった言葉で表したりしますが、恥ずかしながらしっかり KPI の意味を理解して運用できていないな、と感じております。
そこで、「最高の結果を出すKPIマネジメント」という本を読み、KPI、KGI という言葉の意味やその運用方法について学んだので、毎度のことながら読書メモとして記事に起こしていこうと思います。
KPI とは
ずばりこの本では以下の言葉で説明されています。
事業をただ数値で見るのではなく、「事業成功」の「鍵」を「数値目標」で見るのがポイントとのこと。それと、「鍵」は 1 つなので、たくさんの数値を見ているのも意味がない。
しかし、KPI の言葉の意味がわかったところで、事業成功が何なのかを理解していないといけません。
これを理解するためには、KPI の他に 2 人の登場人物がいます。
それが、KGI と CSF です。
1 つずつ見ていきます。
KGI とは
KGI (= Key Goal Indicator)とは、最終的に到達したい数値目標です。
例えば、プロダクト開発であれば、売上高などが KGI にあたりますね。
本においては、このゴールの数値を先に設定することが重要だとあります。
それは、関係者間でこのゴールの認識がずれていることがあるから、とのことです。
どの数値をいくら達成したらゴールなのか、目線合わせしておくことが大事なのはとても良くわかります。
CSF とは
CSF(= Critical Success Factor)とは、最重要プロセスです。
3 つのつながり
つまるところ、KPI とは CSF を数値で表したものです。
まとめると、ゴールを数値で表したものが KGI、そのゴール到達のために最も重要なプロセスが CSF、その CSF を数値で表したものが KPI です。