本紹介#9 第一感 マルコム グラッドウェル著
冒頭はひょんな話からテーマが派生していく。
それは古美術の審美眼にまつわる話。当時の技術の限りを使いを徹底的に調べたのちに本物と判断して美術品を購入。だが、のちにそれを見せられた専門家は偽物と言う。そして正解は偽物。理由は全員「何となく」。
これこそが「第1感」。だという。
ただ闇雲にaとbの二択を直感に任せればいいと言うのではなく、このケースで言えばそれまでの経験の蓄積やその物事への知識があるのであれば理由を言葉にできずとも直感でわかるという不思議を受け入れていいというこ