みょーじ オレンジスパイニクラブ
※「」は歌詞です
歪みのないエレキサウンドに
憂鬱な歌声が乗りこの曲は始まる
「目を瞑れば浮かぶあの顔」
「君のみょーじも変わったから」
「歌もやめるよ歌う意味がない」
「らららに込めて暮らしを夢見た」
「らららに込めた君と生活」
ラブソングをかくときには大抵の場合
誰かを想いながらかくものだ
でもそれも、もう終わりだ
だってきみのみょーじが変わったのだから
この歌詞が憂鬱な歌声とマッチして心地が良い。
歌に変化が現れるのはその後
「君のみょーじを変えるのは」
「僕だけ」
食い気味に僕だけを歌い
歌は加速し、そのまま間奏に入る
ぐちゃぐちゃの気持ちをメロディーに乗せてる
なかなか秀悦だ
そのままのスピードで2番に入る
「君のみょーじが元に戻ったら」
「鈴木でもいいありふれてもいい」
ボーカルの苗字は鈴木。なんとも粋だ
「夢を壊した風の噂」
「君のみょーじがひとり増えるらしい」
君のみょーじが変わったのでは無く
君のみょーじが一人増えるのだ
相手のことなどどうでもいいのだ
そんな気持ちが伝わってくる
「君のためじゃなく君と歌う」
「ふたりで歌うひとりのために」
「僕の夢を叶えている」
そして速度は元に戻り
歪みのないエレキサウンドに
憂鬱な歌声が乗りこの曲は終わりに向かう
「やっぱりもう少し歌は続けるよ」
「君のためじゃなく僕を歌うよ」
「君と彼の関係終わるような」
「すでに嫌だとしても歌ってく」
きれいさっぱり忘れられてしまうなら
ずっと嫌いなままでいて欲しい
だから俺は歌を歌う
そう言わんばかりに歌は終わる。