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無駄なことはないのだと悟った2022

「頭の中にあるうちはいつだって、なんだって傑作なんだよな」
「何者」朝井リョウ

自分の考えや心情を外に出そうとした時にいつもこの言葉を思い出す。
少しでも良いものを頭の外に出せるようにと思いながらこのnoteを書く。


この一年自分が考えていたことで大切だと感じたことは以下の2つに分類される。

  • 自分が成し遂げたいことを声に出すことの大切さ

  • 経験する全てのことは無駄ではなく、全ての経験から学ぶことの大切さ

自分が成し遂げたいことを声に出していくことの大切さ

今年1番大きい出来事は転職したことだ。
学生時代から大好きで、いつか開発したいと思ったプロダクトを運営してる会社に入社することができた。写真に関する事業を運営しており、学生時代に写真に関するプロダクトを開発して、それがきっかけでエンジニアになることを決めた自分にとってはとても思い入れのあるドメイン領域だったし、会社として掲げるビジョンもとても共感できるものだった。
色々なご縁が重なり入社することができた。

その会社に転職することを学生時代の友達に報告した際に「だいちその会社ずっと入りたいって言ってたもんね、おめでとう!」と色々な方に言ってもらえた。

また前職でお世話になった方々に退職の相談をした際にも「だいちそのプロダクト好きだってよく言ってたもんな!おめでとう!」と言ってもらえた。

思い返すと確かに自分は学生の時から周りにそのプロダクトが好きだ!いつかそのサービスを作りたい!と言っていた。そのことを思い出した時に、自分のやりたいことを声に出すことは本当に大切なことだと感じた。

声に出すことで応援してくれる人が増え、自分のマインドもどうやったら達成できるのか考えるようになるのだと気がついた。

これからも自分のやりたいことを恥ずかしがらずにどんどん声に出していこう。そう思えた転職活動だった。


自分が経験する全てのことに無駄はなく、全ての経験から学ぶことの大切さ

今年は思い返すと楽しいことも多かったけど、辛いことも多かった気がする。

特に上半期は仕事でもプライベートでも色々な葛藤を抱えていた。自分でコントロールできない範囲のものをコントロールしようとして辛くなってしまったり、対話の方法を間違えてしまい自分も相手も辛い思いをさせてしまうようなことがあった。エンジニアとして、人間としての未熟さがただただ悔しかった。

悔しい思いをすることが多かったからこそ、毎週業務の振り返りを欠かさなかった。その週にできたこと、その週にできなかったこと、そこから次の週のアクションを考えた。このサイクルを毎週欠かさず続けた。

振り返りの方法としてはごくありふれたものだが、毎週欠かさず続けたことで、自分の弱さや強み、課題に対して真剣に向き合えた。考え続けることで課題が改善し、物事が前に進んだことも多かった。この振り返り、内省を進めていくにつれて、あることに気がついた。

それは「その瞬間の失敗、成功も確かに大切だが、それ以上に失敗だと感じるならそこから学んで次に活かすこと、成功だと感じるならまた成功できるように再現性を磨くことが大切」ということだ。

このように考えるようになってから、無駄なことなんて何一つないのだと気がついた。全ての経験から学ぶことはあって、全ての経験を無駄にしちゃいけないのだと強く実感した。

その瞬間は苦しさや悔しさを感じていたとしても、いつかその苦しさを感じたからこそ共感できる人が現れるかもしれない。
悔しさを感じたからこそ成長できたと感じれる日が来るかもしれないのだと考えるようになった。

そう考えられるようになっただけでも自分の視野が広かった気がした。
業務の週次振り返りは今も続けていて、とても効果があるので今後も続けていきたい。

様々な葛藤をした上半期と比べて下半期は本当に楽しいの一言だった。仕事では外部イベントに登壇したり、プライベートでも趣味としてカメラを始めたり、テニスの大会を沢山観戦したりと本当に充実していた。楽しすぎたからか一瞬で過ぎてしまった。

今年一年関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました!
また来年もよろしくお願いします!


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