エンジニアとしての原点
人生を変えてもらったサービスがある。
とあるプログラミング学習サイトだ。
プログラミングを学び始めた大学生の頃に
そのサービスを利用していた。
難しいと考えていたプログラミングを簡単に学べたため、そのサービスのファンになった。
そしてプログラミング学習に熱中した。
気がついたらアプリが作れるようになり、自分が開発したアプリを他人が使ってくれる喜びを知った。そしてエンジニアになった。
エンジニアになる過程で取り組んだことは沢山あるが、プログラミングにハマるきっかけになったのは間違いなくそのサービスだった。そのサービスが無かったらエンジニアになろうとも思えなかった。
そのサービスを利用して間もない頃(恐らく18歳くらいの時)、そのサービスを運営している企業の社長とお会いするタイミングがあり、サービスに対する感謝を伝えた。それから何度かお会いする機会があったが、初学者を抜けてからは会うことは無くなっていた。
しかし今日、数年ぶりにお会いすることができた。私が会社を退職することをSNSで報告した際に、近況報告の機会をいただいた。
エンジニアになる過程やエンジニアになってからの数年間の話をさせてもらった。
エンジニアを目指す過程で作りたいプロダクトに出会えたこと、そのプロダクトの開発に携わることができたこと、エンジニアとして働く楽しさ、
今後やっていきたいことなど、様々な話ができた。改めてそのサービスに対する感謝の気持ちも伝えることができた。
そのサービスがあったから、エンジニアとしてやりたいことを実現できたと伝えることが出来た。
エンジニアになる原点を与えてもらった方に、
このことを伝えることができて純粋に嬉しかった。
話を聞いてもらえただけでも充分嬉しかったが、今後やりたいことに対する相談や応援もしてもらえた。
誰かの人生に対してポジティブな影響を与えられるサービスは偉大だ。
そしてそんなサービスを作れるエンジニアという職業を改めて好きになれた。
今回の退職のタイミングでエンジニアとして一区切りがつく。エンジニアとして本当に作りたいものを作れたから、次は新しい挑戦をしたくなった。
私も誰かの人生を前に進めるサービスを作れるようになりたい。そう感じた1日だった。
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