英語の数字表記を簡単に習得できる5つの法則!

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 「オンリーワン」「セブンイレブン」「ミリオンセラー」など、気付けば身近にはたくさんの英語数字がありますよね。英語が苦手と言う人も、ある程度の数字までは英語で言えると思います。

 ただ、大きい単位の数字をすぐ言おうとすると言葉が詰まったり、たとえば日本語の「25万円」を英語に言い換えようとすると頭が混乱してしまうケースも少なくないと思います。

 そこで今回は、そんな英語の数字表記を簡単に習得できる5つの法則をご紹介します。


1. とにかく1〜12は暗記する


 法則を習得するために、まず1〜12までは必ず覚えましょう。それが最初のステップです。前半のこの数字は法則を理解するためのベースになりますので、ここは頑張って体に染み込ませましょう。

 とはいえ、ほとんどが身近で聞くものばかりで既に全部言える人も多いと思います。ちなみに、「覚える」というと一般的に1〜10までだと思いがちですが、英語の場合は12まで覚えることがポイントです。

 普段の生活で数をかぞえるときに英語でかぞえたりすると、すぐ覚えられると思います。

1 one ワン


2 two ツー


3 three スリー


4 four フォー


5 five ファイブ


6 six シックス


7 seven セブン


8 eight エイト


9 nine ナイン


10 ten テン


11 eleven イレブン


12 twelve トゥウェルブ


2. 13〜19は語尾にteenが付く


 13からはちょっとした法則があります。法則と言ってもすごく簡単で、語尾に「teen」が付くという事です。よく10代の若者を「teenager(ティーンエイジャー)」といいますが、実はここから来ているんですね。まず注意したいのがスペルの微妙な変化です。

 14と16は単純に「four + teen」でfourteen、「six + teen」でsixteenですが、13がthreeteenではなくthirteenである事。

 同様に15はfifteen、18はtを一つ取ってeighteenです。では13〜19をまとめてみてみましょう。

13 thirteen サーティーン


14 fourteen フォーティーン


15 fifteen フィフティーン


16 sixteen シックスティーン


17 seventeen セブンティーン


18 eighteen エイティーン


19 nineteen ナインティーン


3. 20〜99は「10の位+1の位」で表す


 さて、20以降はさらに明確な法則があります。20〜99以降で丸暗記が必要なのは、20、30、40、50、60、70、80、90だけです。これだけ覚えれば、99まで簡単に数える事が出来ます。

20 twenty トゥウェンティ


30 thirty サーティ


40 forty フォーティ ※スペル注意!fourtyではなくforty


50 fifty フィフティ


60 sixty シックスティ


70 seventy セブンティ


80 eighty エイティ


90 ninety ナインティ

 ここまで覚えてしまえば、あとは21であれば「20+1:twenty-one」、22であれば「20+2:twenty-two」というようにそれぞれ10の位の数字に1の位の数字を付けるだけで表現できます。

 67であれば「60+7:sixty-seven」、99であれば「90+9:ninety-nine」です。とても簡単ですね。


4. 100以降はhundredの束を数える


 さて、これで99まで数えられるようになりました。次はいよいよ100〜の数字です。まず100の位を表す英語は「hundred ハンドレッド」と言います。

100 one hundred ワンハンドレッド


200 two hundred ツーハンドレッド


300 three hundred スリーハンドレッド
・・・


900 nine hundred ナインハンドレッド

 もうお分かりですね。hundredの前に1〜9の数字を付け、hundredが何束あるかをかぞえる事で100〜900を表現することができます。さらに、先ほど覚えた1〜99の数字を足す事で999まで数えられるようになります。いくつか例を挙げてみますね。

198 one hundred ninety eight
456 four hundred fifty six

※カタカナ表記は省略しました。自分で音読してみましょう!

このようになります。とても簡単ですね。


5. 日本語で使う単位を無視して直接英語の単位で数字を読む


 さて、999までの数え方はご紹介した法則で習得できたと思いますが、ここからはさらに大きい数字です。まず、ひとつ注意していただきたいのが、「英語で大きい数字を数えるときは、日本語の単位を考えない事」です。

 決定的な違いとして、まず英語には日本語の「万」「億」という単位が存在しません。さらに、英語で大きい数をかぞえるときは、千、100万、10億を単位としてかぞえていきます。

 こう言うとなんだか難しそうに聞こえますが、数字を書いて解説していきますね。

1,000 – one thousand ワンサウザント


1,000,000 – one million ワンミリオン


1,000,000,000 – one billion ワンビリオン
※以降 trillion,quadrillionと続きます

 ここで注目して欲しいのがカンマ(,)です。英語ではこのカンマ毎にかぞえていけば大きな数も簡単にかぞえることが出来ます。例を挙げてみますね。

987,654,321の場合
nine hundred eighty seven million
six hundred fifty four thousand
three hundred twenty one

 となります。とても長くてややこしそうですが、法則はとてもシンプルです。

 ミリオンだとカンマが2個、ビリオンだとカンマが3個・・・とそれぞれカンマの数を覚えておくとさらにわかりやすくなります。



まとめ


いかがでしたか?


 日本語で日常的に使っている数の単位「万」「億」は、実は英語の概念にはないものだったり、数字を書くときに何気なく使っているカンマは、英語で数字を読むときにとても役立つものだったりと、日本の数字文化と英語の数字文化の違いも発見できたと思います。

 普段からちょっとした数をかぞえるときに英語でトライすることで身に付くスピードはさらに増します。

 また、すぐ身に付く良い方法と言われている1つに、英語でカウントダウンをする練習があります。3→0はほとんどの方が出来るかもしれませんが、10からと言われると意外と難しく感じますよね。

 10→0、できれば20〜0まではスムーズにカウントダウンできるようになると、英語の数字はもっと身近なものになるでしょう。ぜひチャレンジしてみてください。


英語の数字表記を簡単に習得できる5つの法則!


1. とにかく1〜12は暗記する
2. 13〜19は語尾にteenが付く
3. 20〜99は「10の位+1の位」で表す
4. 100以降はhundredの束を数える
5. 日本語で使う単位を無視して直接英語の単位で数字を読む

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