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家づくりの楽しみ方

家づくりを楽しんでいますか?

「お金のことが心配」
「どんな家を造ったらいいか迷う」
「ちゃんと造ってくれる業者が見つからない」

などネガティブな事がグルグルと頭を巡っていませんか?

そんな不安を感じながらの家づくりはどうしても楽しみきれなくなってしまうので、ぜひ前向きなに家づくりを楽しみましょう!


■なぜ家づくりが楽しめないのか

1 お金の不安があるから

家づくり最大のハードルとは、やはり、【お金】だと思います。

お金に不安が無く家づくりが出来る人は、そんなに多くはありません。
ただ、その不安が大きいか小さいかだと私は考えています。

実際に、私自身が自宅を新築した際にも住宅ローンをお借りしましたが、お金の不安は感じました。

理想的には、不安が全く払拭されることですが、
家を余裕で新築できるほどお金を準備するには宝くじでも当選しない限りは、膨大な時間が掛かってしまいます。

しかし、準備が早ければ早いほど、計画をスタートさせる際に感じる不安は軽減されることは間違いありません。

具体的な準備としては、

  1. 頭金(現金)を貯める

  2. 本人以外からの援助などを模索しておく

  3. 住宅ローンを借りやすい環境を整えておく

などです。
頭金はあればあるほど、借り入れを抑えることが出来ますし、現金をの起こして借り入れを増やした際にも現金があるという安心感を得られます。

援助については、現金面の援助だけではなく、建設地となる土地があったり、二世帯住宅を検討したり、することでもだいぶ資金計画に余裕が生まれます。

住宅ローンの借りやすさと言うのは、金融機関等によっても異なりますが、勤続年数を伸ばしたり(安定した返済能力がある など)、
クレジットカードを整理したり(借り入れをむやみに増やさない など)、
現在の借り入れを完済したり(約束事を守る など)、
金融機関から見て、ご自分にお金を貸したくなるような状況を予め整えておくことです。

2 どんな家があるのか知らない

家づくりに携わっている方以外では、
何度も引越しをご経験された方など特殊な環境でもない限りは、
家にどれほど種類があるのかをご存じないのではないでしょうか?

そのため、
大企業が軒を連ねる住宅展示場を見て夢を膨らませたと思ったらあまりの高額な建築費に現実を叩きつけられて意気消沈・・・
ネットで安い家を探してみたら建売住宅やローコスト住宅が五万と表示されこれでいいかと思い始める・・・

最安値と最高値を見比べたら、予算的には安い方にせざるを得ないので、選択肢はないと考えてしまいますよね。

そもそも、戸建て住宅と言っても工法から始まって、屋根や外壁、床材や壁紙、ドアノブや換気扇、照明器具など、住宅を構成する大小様々な要素が組み合わされていますので、何十、何百種類と言う住宅の造り方があります。

なぜ高いか、安いか、というのは、
ただ莫大な広告宣伝費を掛けることや下請けを叩きに叩いているから成り立っていると言う訳ではなく、この住宅の種類によっても変わってきます。

3 家を造る業者を知らない

「家は大工さんが造っている」
と思っている方は多いと思いますが、
大工さんはどこの会社にいるでしょうか?

大工さんがいるのは、工務店、建設会社です。

ハウスメーカーやローコスト業者、不動産屋、
などには基本的には大工などの職人はいません。

下請け、孫請けとして大工が現場で指示通り作業しているだけです。

そんな状況も知らずに、確かな施工を大工が所属していない会社に求めるから無理があるのです。

■どうやって家づくりを楽しむか

1 不足が無いように準備する

家を造る上で大切なのは、情報、お金、時間、だと私は考えています。

情報が不足していれば、あらゆる失敗につながります。
お金が不足していれば、あらゆる選択肢が狭まります。
時間が不足していれば、あらゆる品質低下を招きます。

つまり、この逆をすれば良いと考えています。
情報をしっかりと集め、お金を十分に準備し、時間的な余裕を持って計画する。

そうすると、家づくりを楽しむ余裕も生まれます。

2 実物を見に足を運ぶ

土地探しでも同じですが、
実物を見ずにものごとを決めていくことは、情報不足につながります。
しかも、真に重要な情報が欠けてしまいますので、失敗の可能性が高まります。

これだけオンラインが充実しているので、つい、労力を掛けないで済まそうというお考えは理解できますが、
「人生で最も高い買い物」ではなかったのでしょうか?

高額な商品もネットで見ただけで買ってしまうのでしょうか?

実物を見ていくことで、自然と知識や情報が集まり、目が養われていくことで、家づくりが楽しくなっていきます。

3 パートナーを探す

自分一人、または、ご家族だけで家づくりをサクサクと進めていける方は自由に進めていただければ良いですが、なかなかうまく進められないものです。

そうしてだんだん深みにはまってしまい抜け出せなくなってしまうケースが後を絶ちませんが、最初に行く相談先でつまづくことがあるようです。

窓口で紹介されたハウスメーカーに行ったら、やたらと契約を迫ってくる営業マンにうんざり、
とかは良く聞きますが、そもそも窓口の方々は中立でも何でもなく、紹介先とつながっているのが当たり前であることくらいは、せめて理解した上で紹介を受けた方が良いと思います。

全く知らない会社は紹介しませんし、紹介する側にメリット(紹介料等)が無ければそもそも紹介なんてしないことは冷静に考えれば誰でも分かることだと思います。

そうしたことを分かった上で、ご自分たちとの相性というか、家づくりに寄り添ってくれそうとか、信頼出来るとか、自分なりの尺度でパートナーを見つけていけば、より良い家づくりが出来るのではないでしょうか。

4 苦労があっても完成後の暮らしを想像すれば楽しくなる

家づくりがらくらく簡単に出来ることなど、まずないと思います。
建売住宅のように出来上がった家を買えば別ですが、注文住宅となると、必ず悩みも出るでしょうし、不安を感じる瞬間があると思います。

ですが、家を造ろうと考えたのですから、必ず実現させようと進めていくことになりますので、出来上がった後の暮らし、笑顔で、快適に暮らせる新しい暮らしを想像してみてください。

もしも、想像できないようでしたら、少し立ち止まった方が良いかもしれません。

■最後までお読みいただきありがとうございます