その潔癖は完璧ですか
一日中、お掃除をしなければ気が済まない
と言う方もいらっしゃるそうです。
また、何かする度に掃除をしなければ気が済まない
と言う方もいらっしゃるそうです。
こうした方々は、いわゆる、潔癖症 と呼ばれる
のでしょうが、「〇〇症」と言ってもご病気ではありませんし、
家をきれいにするのですから、むしろ、掛かりたいくらいですが、
度が過ぎると本人はともかく、周囲の方々が大変なのかもしれませんね。
■潔癖症は大変なのでしょうか
1、楽しく掃除が出来る人はいますよね
掃除を辛く感じる方もいれば、楽しく感じる方もいらっしゃいます。
おそらく、辛く感じる方は、汚れを溜めて一気に片付けようとするので掃除が大変になり、辛くなるのだと思います。
一方、掃除を楽しく感じる方は、日頃から掃除をしているので、毎回の掃除の負担が少なく、苦も無く掃除が出来るのではないでしょうか。
2、何をもって汚れと感じるかが分かれ道
【自称】潔癖症 の方は、自分はきれい好きで、掃除や整理整頓が楽しいと感じるくらいなのかもしれません。
【他称】潔癖症 の方は、誰が見てもきれい好き、むしろ、一切の汚れも許さないような頑なな印象があるのかもしれません。
この違いって、おそらくは、何をもって汚れ(すぐに掃除をしなければならないと感じるライン)とするかの違いではないかと私は思います。
家に帰ってきたその場で外で汚れた衣服を着替えたい
他人が触れたらすぐに拭きたい
ほんの少しの埃も許せない
髪の毛一本ですらすぐに拾いたい
ちょっと息苦しそうですが、
苦もなく、ご自分だけであれば、きっと家はきれいに保てるでしょうね。
尚、潔癖症とは真逆ですが、
家をいわゆる、ゴミ屋敷 にしてしまう方も周りからはちょっと変わっていると思わても、自分なりの基準があるそうです。
他人からはゴミに見ているものも、その方にとってはゴミではないらしいです。
こちらも度が過ぎると、周囲は大変ですね。
3、どこまでを領域とするかもポイント
一人暮らしであれば、自分の家の中全域が領域になるのかもしれませんし、ご家族などと暮らしている方はご自分の部屋が領域になるのかもしれませんが、それが人との共有スペースにまで広がってくると、話は変わってきますよね。
「あれもこれも、そこもあそこもきれいじゃないと許せない」
にまでなると、いささか、心配になります。
4、潔癖も正義も行き過ぎると迷惑になる
私はきれい好きの方を尊敬しますし、自分もそうありたいとは思いますが、他人にまで過度に期待、強要したいとは思いません。
社会の一員、家族の一員として暮らしていく中で、
あまりに高い理想、強い想い、は周囲との関係を壊してしまうこともありますので、自身の領域以外では、加減も必要だと思います。
最近は、テレビやネットニュースなどを見ていても、ちょっとした間違い、ミス、トラブルなどがあると、すぐさま【正義感】が溢れ出した方々からのリアクションがありますよね。
しかも、非常に攻撃性が高く、とことんまで追い詰めることさえあります。
その方の領域が宇宙全体にまで広がっているのか、
それとも、そのことによって自分が大変な被害・損害を被るとでも考えているのか、は分かりませんが、やはりこちらも周囲が大変だと思います。
自分一人の中で解決できれば、
きっと、うまくいくのではないかと思ってしまいます。
5、家を片付けて頭の中もすっきりさせて考えてみましょう
家がスッキリしてからの方が色々と考えるのも捗りますので、悩んだら家を掃除してみましょう!
出来れば、掃除を楽しめれば、ちょっときれい好き過ぎても、ピカピカ過ぎても、OKです!!
後は、少しだけ寛容さが加われば完璧です!!