建設会社を浮気しても良いの?
一度、家を建てたら、建てた会社を変更してはいけないのか?
A そんなことはありません
しかし、変える理由とは何でしょうか?
■リフォームは前の会社の影響が大きい
1、自社新築住宅のリフォーム
自社で新築してお引渡しをした住宅のリフォーム、このご依頼は造り手としてとても嬉しいですよね!
自分で造った家を再度リフォームさせていただけるということは、リピートしてご依頼いただけるという嬉しさと共に、その家がどんな造りなのかも分かるので、リフォームで解体した後でのビックリがない(少ない)のも嬉しいポイントです。
2、他社新築住宅のリフォーム
これは正直申しますと、開けるまで何があるか分からないという事が前提で進めていきます。
新築時の建てた会社名が分かれば(知っていたら)、ある程度は工法や納まりが想像がつきますが、全く知らないケースの方が多いので、
開けてビックリ(小)は想定内です!
3、他社新築住宅+他社リフォーム施工実績ありのリフォーム
他の会社が2社以上施工実績のある現場では、
マイナスとプラスでプラスマイナスゼロ
プラスとマイナスでプラスマイナスゼロ
マイナスとマイナスでマイナス(大)
プラスとプラスでプラス(大)
と言う組み合わせ事例が見られます。
プラスとはしっかり、マイナスとはガッカリ、と言う造りですが、
他の会社さんが施工した後の工事は難しいこともあって、最も嬉しいプラス(大)は限りなく少ない事例です。
4、一回一回きっちり施工すれば問題ない
このように書くと、変えてはいけないような印象を与えてしまいますが、日本では長年継続する企業自体が少ないので、変えざるを得ない状況の方が多いですので変更するのは全く問題ありません。
大切なのは、現場をしっかりと理解し、
既存の状況を理解しながら、現代の知識・技術を使って補修・補強しながらリフォームをきっちり設計・施工すれば良いということです。
5、リフォームの注意点として
リフォームに限らず、見積書に含まれていない材料や工事については別途費用が掛かります。
開けてみてビックリが発生した場合にどうするか!
がポイントになりますが、金額を重視するあまりに、相見積もりで最安値を採用、とにかく工期を短くしたいという要望、などの場合はそのままスルーされてしまうこともあるようです。
格安リフォームはとにかく工期も短いので、追加変更に対応する時間が無い事があります。
他社新築の住宅のリフォームの場合には、
高い確率で開けてみてビックリが起こるので、施工会社が工事前の現地調査の時点で現場状況をきっちりと把握していないと工事中に対応出来ない可能性はあります。