我が家が鳥の巣になっていく
近年、住宅の開発がますます進み、
また、庭の樹木の伐採も進み、
鳥たちの住処がどんどん少なくなっていっています。
そうなると、鳥と人との距離がどんどん縮まってきます。
今では、すぐ近くに鳥たちが来ている場面をよく見かけますので、
ちょっとした対策も考えなければなりませんよね。
雨戸の戸袋に注意
鳥たちが巣を良く造る場所の一つとして、
雨戸の戸袋 が
あります。
戸袋とは窓の隣に設置されている雨戸を収納しておくボックスのことです。
特に多いのが、2階の戸袋です。
なぜなら、2階の雨戸が閉めっ放しになっているご家庭が多く、
鳥たちに都合良く、戸袋が空になっているからです。
雨戸が開いている = 雨戸が戸袋に入っている
雨戸が閉まってい = 戸袋が空になっている = 巣
気づいた時には戸袋が鳥の巣になっていて、
たくさんの巣の材料で溢れていることが良くあります。
定期的にチェック及び掃除してください。
尚、サッシや雨戸も閉めっ放しは劣化を早めることにつながるので、
時々、開け閉めをしていただき、
戸車等に潤滑剤などを塗布するなどのメンテナンスも実施してください。
換気扇のフードも注意
24時間換気が義務付けられてから、
住宅にはたくさんの換気フードが設置されるようになりました。
それらのフードが鳥たちにとっていい巣になることがあります。
大きな換気フードでしたら、その中が雨除けとなるので巣には適しているようです。
また、フードの上に燕が巣を作った事例もあります。
使っていない換気扇などがございましたら、時々、外から中をのぞいてみてください。
雨が避けられる場所に注意
戸袋や換気フードの他、
屋根と軒裏の間、物置、など雨がしのげる場所や
空き家、ベランダ、などにも鳥の巣が作られていることがあります。
自分の不動産が汚れるだけなら構いませんが、
鳥が集まることで、
近隣への影響が出ているケースもあります。
自宅や賃貸住宅、倉庫など、
所有する不動産については、自身で管理するか、
または、管理会社等に依頼して近隣へ迷惑が掛からぬよう
注意するのが望ましいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。