住宅省エネ2024キャンペーンは使いますか
あまりに好評過ぎて、開始前半に大パニックが発生してしまった
住宅省エネ2023キャンペーン
が2023年12月31日で終了し、新たに、後継キャンペーンがスタートしました。
ぜひ、上手にご活用ください。
■活用するなら「窓」リフォームがオススメ
2023キャンペーンでも活用の中心となっていたのが「窓」です。
窓は補助金額が高く、前回のキャンペーンでも多くの方々がお得を感じられたと思います。
弊社でも、先進的窓リノベ事業をご活用いただきました。
さて、補助金の対象となる窓リフォームにはどんな種類があるのか、改めてご紹介いたします。
1、窓リフォーム① 内窓
内窓とは、今ある窓の内側に設置する窓のことです。
既存の窓と合わせて二重窓とも呼ばれます。
窓が二重になることで、外気の影響を緩和する効果が期待できます。
メリットは、既存の窓はいじらずに工事が出来るので、費用が抑えられること。
デメリットは、窓が2組になることで窓の開閉が倍の手間が掛かること。
2、窓リフォーム② ガラス交換
サッシのガラスを1枚ガラスから、ペアガラスなどに交換することです。
メリットは、内窓と同様に既存の窓はいじらずに工事が出来るので、費用が抑えられること。
デメリットは、ガラスの重量増によるサッシレールへの負荷が増えること。
その為、サッシの状況によってはガラス交換対応が難しいこともあります。
3、窓リフォーム③ カバー工法
既存サッシの枠の上から、新しい枠を重ねるように設置(カバー)する工法です。
メリットは、ガラスもサッシ自体も高い性能になること。
デメリットは、開口寸法が縮まること。
全ての既存窓に対応出来るとは限らないのと、既存サッシの下地状況によっては設置が出来ない場合があります。
4、窓リフォーム④ はつり工法
窓を枠ごと撤去し、新たに窓を設置しなおすことです。
これが一番シンプル、かつ、確実に性能を向上させるリフォームです。
メリットは、既存を残さないので、固定や耐用年数の不安が少ないこと。
デメリットは、4つの中で最も費用がかかること。
5、目的によって選ぶ
安さならガラス交換や内窓の設置、
長持ちしたいなら、はつり工法、がお勧めです。
特に注意してほしいのが内窓、
二重窓の煩わしさについては、弊社でも後から色々とご意見をいただいています。
外の空気を取り入れるのに、窓を二回開け閉めするのが面倒というご意見がありますので、ご採用の前にご検討ください。
また、はつり工法については、工事に当たり、室内外の壁、室内床のリフォームも伴いますので、小規模工事をご希望の方には向いておりません。
補助金の内容はもちろんですが、
お客様のリフォームの目的に合わせた窓リフォームをご選定ください。
分からないことは、かかりつけの工務店に色々と聞いてみてください。