見出し画像

見られていないとやってしまうのですか

最近、関東では連続強盗事件が起きています。
今もどこかで発生しているのかもしれませんが、
住人が居ようが居まいが関係なく住居に侵入し、金品の強奪及び住人への暴行を働くという凶悪な犯罪です。

闇バイトと言うのがバイト感覚なのかは分かりませんが、気軽に犯罪に走る傾向が高まっているのは確かなようです。
今も昔も取り替えしがつかないことって変わっていないはずなんですが・・・。


■監視されないとダメな社会

1 ドライブレコーダーが必須ですね

ドライブレコーダーを設置する主な目的は、走行中に交通事故などが発生した際の証拠映像を撮影するためです。

また、ドラレコの種類によっては停車中の盗難防止にも活用できる物もあります。
自動車やバイク、自転車の盗難は相変わらず多いようですし、建築業界でも重機の盗難が多発しています。
車両以外でも、建築電動工具などの盗難も多発しています。

車両も工具も、自分で使用するために盗難するというよりも、売却することを目的としていることが多いと聞きますが、そうした盗品を買い取る個人・業者の存在が犯罪を助長することになっていると思いますので、商品を購入する側の意識も変えていかねばならないのかもしれません。

2 防犯カメラが増えましたね

日本では商業施設、公共施設、公共交通機関、住居、などありとあらゆるところに防犯カメラが設置されています。

諸外国と比べてどうなのかは分かりませんが、
少なくとも監視社会になっていっているのは間違いないと思います。

これほど設置しないと犯罪が防げないと考えているのか、
これほど設置しているからこそこの程度の犯罪件数なのか、
どちらにしても、
監視されていないと悪いことをしてしまう社会になりつつあるのかもしれません。

3 他人に見られて良い気がする訳がない

一方で、一般の方々からすれば監視されているということは気分の良いものではありませんよね。

しかし、いつの間にか監視カメラに慣れていき、気が付けば【監視】ではなく、【防犯】カメラとして自分たちを守ってくれる機器くらいの感覚に変わってきています。

防犯カメラの設置は、
日本でも性善説が全く機能していないので無理はないのでしょうが、カメラがあるなしで行動を変えるような社会は何だか退化しているような気がします。

4 住宅の防犯を考える

そうは言っても埼玉県でも強盗事件が発生するなど、
自己防衛が必要な社会ですので、ご自宅の防犯については考えたいですよね。

住宅の場合、最も重視すべきは「開口部」(玄関ドア、窓)です。
戸締りを徹底するのはもちろんのこと、
複数の鍵の設置は最低限必要だと考えています。最低でも2ロックです。

また、開けっ放しのドア・窓が危険なのは当然として、
長期間、閉めっ放しのドア・窓・雨戸も不在、または、不使用であることを表しているので、侵入しやすいと判断されることもあるそうです。

5 市販の防犯グッズなら今日でも取付けできる

ご高齢の方だけでお住まいの住宅かどうかは、少し調べれば分かるそうです。
しかも、ご高齢の方の住まいは築年数が経過している場合も多く、防犯性の低い住宅である場合も多く、侵入盗が狙いやすい住宅として狙われやすいと考えられますので、何らかの対策を講じることが望ましいです。

まずは、インターホン、電話機、など外部とつながる機器を防犯性の高い機種へと変えるのがお勧めです。

住宅本体の対策として、工事を伴う大掛かりなものもいくつかありますが、それを考えるよりもまずは市販の防犯グッズなどを駆使すれば、開口部なども補強出来ると思いますので、そこに暮らすご本人だけではなく、離れて暮らすご家族の方々も考えてみてください。

■最後までお読みいただきありがとうございます