虎の威を借る。
おはようございます。
自分を大きく見せようとゴテゴテと飾り付けても、結局はその飾りは剥がれ落ちます。
ありのままの自分をさらけ出すのは勇気が必要で、なんの防具もつけていない分、それによって受ける痛みは大きい。
しかし、自分らしさを発揮せず借りものの知識で覆い隠した状態で人と接しても、相手には見透かされてしまいます。
どれだけポジティブな言葉で誤魔化そうとしても、不安や焦りは隠しきれません。そしてそれは放置していればいつかは傷となり、膿み、重大な後遺症になります。
弱くて小さい自分を受け入れ、それをどう育てるかを考えましょう。
世の中で言われる「理想の人物像」や「社会的成功者」のように自分を見せかける必要はありません。
貴方が貴方らしく居れる姿こそ、貴方が最も能力を発揮できる状態です。
貴方らしく居るというのは、楽をするのとは違います。
目指す姿になる為に葛藤し、上手くいかない現実に抗う事で、自分の大切にしたい事が何なのかが見えてきます。
今貴方が思う貴方らしさが絶対ではありません。自分としっかり向き合う探求を続ける内に見えてくるものです。
自分の嫌な事から逃げて楽な道ばかりを選んでも、自分の中の価値観や大切なもの、自分にしか出来ない何かを見つける事はできません。
そしてそれを見つけなければ、不安や焦りはいつまでも消えません。
人からどう思われるかを気にしていては、何時まで経っても成長はできません。人からどう思われても自分の信じた道をしっかりと歩む姿にこそ人は美しさを感じ、貴方という存在の大きさに気づきます。
良い1日を。