この苦しみに意味はあるのか。この生に意味はあるのか。【読書note #3】
「私はなぜ、生きているのだろうか?」
特に代わり映えの無い毎日に退屈していると、突然こんな問いが頭をよぎることがある。
答えのない、意味のない問いだとわかっていても、ふと考えてしまう「生きる意味」。
今回読んだ本には、そんな「永遠の問い」に対して1つの答えが、大きなメッセージが掲げられているように思える。
■ 歴史的名著を読むヴィクトル・フランクルが著した『夜と霧』では、ナチスドイツの強制収容所に収容された精神科医である筆者が、自身の壮絶な体験を振り返りながら、いつ死ん