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子供に育てられる大人。

子供とは不思議なものである。何が不思議かというと、子供は何一つ思い通りに動かない。社会でこんなに思い通りにならない事があれば、さすがに参ってしまうだろう。というかそのコミュニティには関わらないようにするかもしれない。しかし、子供であれば何故かそれが嫌ではないのだ。

私には2人の子供がいる。8歳と5歳の子供である。日々、楽しく子育てをしているが、ふと私は子供を成長させれているだろうか?と不安になることがある。「成長させる」というと少し傲慢に聞こえるかもしれないが、「子供は親の背中を見て育つ」という言葉があるように、親の行動や考え方が子供に大きな影響を与える。そのため「成長させる」という言葉も間違いではない。では子供がどうなれば「成長させる」ことができているのだろうか?そんなことを考えていると3点ほど浮かんできた。

①自己肯定感を持つ
大人子供に限らず自己肯定感を持っていないとアクションを起こしにくいし、決断ができない。そのため子供のうちにどれだけ自己肯定感を醸成できるかが重要なテーマになってくる。また自己肯定感があることで立ち振る舞いや表情にも大きな影響を与える。

②いろいろなことにチャレンジするマインドを身につける
世の中は「チャレンジする」か「チャレンジしない」のどちらかである。チャレンジした者には知識や経験などいろいろなものが手に入る。子供の頃からチャレンジしてきた人とそうでない人とでは大きな差が生まれる。

③多くの場所や人に触れる
世の中には自分が知らない世界もたくさんあるんだよ。それを知ることはとても楽しいんだよということを感じて欲しい。

私自身は「自己肯定感のない」「何もチャレンジしない」「自分の世界でしか生きていない」子供時代を過ごしたので、偉そうに何を言ってるんだよと思うが…。親になると子供には期待してしまう。

ちなみに上記3つの中でも今我が家では②のチャレンジすることに取り組んでいる。我が家ではよく下のような会話が私と子供の間でされている

私…『失敗することは良いこと?悪いこと?』

子供達…『いいことーー!』

私…『じゃあチャレンジしないのは良いこと?悪いこと?』

子供達…『わるいことーー!』

妻には『何かの宗教みたい』と言われてしまうが…。
私は「子供が成長する方法」を考えるのが好きである。仕事中を除いてほとんど子供のことを考えている。そして思いついたことを実践して、それを取り組む子供を見ながらニヤニヤしている。
しかし子供がいろいろ取り組んでいる横で、親がなにもしない訳には行かないので、私自身も子供と同じように取り組む。それを続けることにより、最近私の行動が変わってきたと感じる。考え方もポジティブになってきた。


私は子供を育てているつもりが、反対に子供に育てられていたのだ。


これからも私は子供のことを考え、実践するだろう。そして実践した分、私も成長していくと思う。子供が大人になった時に『大したことない親父だな』と思われないよう頑張ろう。

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ミヤザキダイ
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