Trends For The Future Of Software Engineering(超要約版)
本記事は、以下Twitterワークスペースのまとめです。
このTwitterスペースは、Manoj Mishra氏、Eduardo Krumholz氏、そしてNathan Harvey氏による、「Trends For The Future Of Software Engineering」をテーマとした議論です。
Nathan Harvey氏は、Google Cloudによって運営されているDORAの開発者アドボケイトを務め、10年以上にわたってDevOpsにおけるソフトウェアエンジニアリング・チームの改善方法についての調査研究を行っている方です。
Manoj Mishra氏、Eduardo Krumholz氏はデロイトのテクノロジー領域の有識者です。
今回はそのTwitterスペースでの彼らの議論の結論を簡易的にまとめたいと思います。
4つのキーメトリクス+Reliability
DORAは、4つのキーメトリクス(Four Keys)をベースラインとして使用しているが、それ以外にも”Reliability(信頼性)”が重要であり、システムが利用可能で応答性があり、期待どおりに機能することを保証する必要があることが重要としています(以下参考)。
- Four Keys
- スループット(コード変更のリードタイムとデプロイの頻度の複合)
- 安定性(サービス復元の時間と変更の失敗率の複合)
- Reliability(信頼性)
-運用のパフォーマンス
上記、Four Keysのパフォーマンスは以下のサイトでクイックチェックができます
開発者生産性と開発者体験が重要な時代に
彼らは、現代のビジネスが技術につよく焦点を当てるようになっているため、開発者が重要な資産であることを指摘しています。
特に開発者の生産性と経験に焦点が当てられており、ソフトウェアを迅速かつ安全に提供するこ開発者のニーズに対応≒開発者の生産性が高く、よい体験が多いことが重要だと述べられています。
ツールと文化が重要
企業が最高の開発者体験を提供するためには、新しいツールやAIを活用することが重要であり、これにより生産性が向上し、優れたソフトウェアを作成できるようになると述べられています。
Manoj Mishra氏は、今後5年間で開発者の改善に多くのことが起こると期待しています。
また、新しいツールの導入やDevOpsにおけるパフォーマンスの向上には、短いサイクルで小さく変化し続けることが重要であり、変化すること・新しいことへのチャレンジを奨励する文化も必要であるとされています。
まとめ
技術を土台としたビジネス成長には、開発者生産性と開発者体験が重要
開発生産性はFour Keysなどの指標を用いてパフォーマンスをチェックし、開発者体験は新しいツール(最近ではAIを活用したツールなど)を積極活用して開発者が効率的に(迅速かつ安全に)ソフトウェアを顧客へ提供できるようにすることが今後とくに重要になってくる
それらを積極的に活用できる文化もまたビジネス成長の源泉になりうる
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Findy Team+というサービスでもFour Keysのパフォーマンス計測などが可能です!
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