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【植物ステロール】について

こんにちは!だいすけです。


今日は【植物ステロール】についてです。

こんな方にオススメ

○生活習慣病を予防したい方
○排尿でお悩みの方
○免疫力を向上したい方

植物ステロールの特徴

○植物に含まれるステロールの総称で植物のもつ健康成分です。細胞膜を健全に保つ働きがあり、全ての生物に必要な脂溶性の物質です。身近な食品に含まれており、コレステロールの吸収を抑え、脂っぽい食事中心の方にはおすすめの成分です。

植物ステロールの効果

○生活習慣病の予防・改善効果
○排尿障害を改善する効果
○免疫力を高める効果

植物ステロールを含む食べ物

○とうもろこし
○ごま
○ピーナッツ
○大豆
○なたね油
○ゴマ油
○米油

ワンポイント

○植物ステロールとは植物のもつ健康成分であるファイトケミカルの一種で、フィトステロールと呼ばれています。ステロールとは脂質の一種で動植物の細胞膜に存在しています。ファイトケミカルとはギリシャ語で「植物」という意味で植物に含まれる抗酸化物質のことをさします。
ステロールの中でも野菜や果物、穀類など植物の細胞膜の成分となっているものを総称して植物ステロールといいます。

植物ステロールを摂取する際の注意点
植物ステロールが配合されている料理用油、健康サラダ油、とうもろこし、マーガリン、ごま、落花生、ピーナッツ、大豆に含まれているため、それらの食品から摂る方法とサプリメントから摂取する方法があります。
一般的に特に問題となる副作用はありませんが、ごくまれに下痢や便秘などの症状が出ることがあります。ビタミンAやビタミンEなどの脂溶性ビタミンの吸収を阻害する作用があり、併用する場合は数時間あけて摂取したほうがよいでしょう。薬との相互作用は現在のところ報告はありません。安心して使用できます。しかし高脂血症の治療薬を服用している場合は注意が必要です。

○植物ステロールとコレステロールの違い
植物ステロールは植物の細胞を構成する成分のひとつで、広く植物に含まれています。豆類や穀類の胚芽に多く含まれることが特徴です。
植物ステロールとコレステロールはどちらも脂質の一種ですが、植物ステロールは植物の細胞膜構成成分であり、コレステロールは動物の細胞膜構成成分です。
コレステロールは体内で吸収されることに対し、植物ステロールはほとんど吸収されません。
植物ステロールは植物油の抽出工程で得られます。

まとめ

○生活習慣病の予防・改善効果
植物ステロールには血液中のコレステロール値を抑える働きがあります。その結果、動脈硬化や心筋梗塞、高コレステロール血症などの生活習慣病を予防するとされています。
コレステロールは小腸で胆汁酸からなるミセルに包まれて体に吸収されます。植物ステロールはコレステロールがこのミセルに入り込むことを抑えることで体へのコレステロールの吸収を抑えてくれます。

○排尿障害を改善する効果
植物ステロールには前立腺肥大によるトイレのお悩みを改善する働きがあります。前立腺は年齢を重ねると肥大してくる傾向があります。進行することで排尿時に不快感を感じるようになります。
植物ステロールの抗炎症作用やコレステロールの低下作用、また性ホルモンを抑える働きによりトイレのお悩みを改善してくれる効果があります。

○免疫力を高める効果
植物ステロールの中には、免疫細胞の一種ナチュラキラー細胞(NK細胞)を活性化させ、体内に入り込んだ病原菌をやっつけ、病気にかかりにくくする働きがあると研究されています。
その働きから免疫力を高める効果があるといえます。


最後まで読んで頂きありがとうございます!

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