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関節内インピンジメント

今回は野球に関する専門用語の解説です。 専門的な内容になるのでセラピストやトレーナーの方の用語の整理、確認のために辞書のように使って頂ければ幸いです。 肩関節における投球障害の代表的なものには以下の二つがあります。 1.上方関節唇損傷(SLAP損傷) 2.インピンジメント症候群 そして、インピンジメント症候群は二つに分類されます。 1.関節内インピンジメント 2.関節外インピンジメント 関節内インピンジメント=肩甲上腕関節内 関節外インピンジメント=滑液包側 さら

    • 『膝関節の縦割れ』が肘関節の力学的負荷を増大する理由について考えてみた

      こんばんは。 先日ご紹介した論文は、【膝関節の縦割れは肘関節に負担をかける可能性がある】という内容でした。 なぜ膝関節の縦割れは肘関節に負担をかけることに繋がるのか?今回はこの理由を私なりに考えてみましたので、皆さんの参考になれば幸いです。 結論から言うと 投球動作における下半身➡️体幹➡️腕の力の伝達 効率が低下するから と考えられます。 通常の投球動作を右ピッチャーを例にして超ざっくり考えると、 ①振りかぶって ②左足を上げて ③左足を踏み出して ④ボールをリ

      • 投球動作における『膝の縦割れ』は肘関節にかかる負担が増加し、球速が低下する可能性がある。

        こんばんは。 今回が初めての投稿になります。 野球に関する研究論文の紹介です。 野球の指導をする立場の方、コンディショニングで関わる方、お子さんが野球をしているという親御さんなどに役立つ内容かと思います。野球における投球動作では肘関節のケガが非常に多いのはご存じでしょうか? 特に発育期の小中学生では肘を痛めやすかったり、よくプロ野球選手やメジャーリーガーなどが肘の手術をしたというニュースも目にすることが多いかと思います。 中でも試合中に投球動作をひたすら繰り返す投手は特に肘

      • 関節内インピンジメント

      • 『膝関節の縦割れ』が肘関節の力学的負荷を増大する理由について考えてみた

      • 投球動作における『膝の縦割れ』は肘関節にかかる負担が増加し、球速が低下する可能性がある。