リサイクルショップ店員が教える、中古洗濯機を購入する時の注意点!
なるべく費用を抑えて、中古の洗濯機を購入したい。リサイクル業界で10年以上勤める私が、中古洗濯機を購入する際の注意点を解説させていただきます。
1.とにかく使えればいい、そんな方はフリマサイトでの購入をお勧めいたします。
多少キズや汚れがあっても動けばいい、そんな方はフリマサイト(メルカリやジモティー)をお勧めいたします。
リサイクルショップで買うよりも数千円は安く買える可能性があります。
しかし、リスクもあるので注意が必要です。個人間売買の場合、保証などは一切ありません。
数回使用して壊れてしまった、糸くずフィルターが付属していない等、トラブルが発生するケースも少なくありません。
それでも価格が全てという方は、フリマサイトでの購入をお勧めいたします。
2.保証期間・内容をしっかりと確認する
リサイクルショップで購入する際は、保証期間と内容をしっかりと確認しておくことが大切です。
6ヵ月保証なのか、12ヶ月なのか、またその補償内容も店員さんに確認しておいてください。
万が一、保証が無くて故障してしまった場合、非常に処理が面倒です。
冷蔵庫やエアコンと同じく洗濯機は家電リサイクル法の対象商品となりますので、家電リサイクル法に従って処分しなくてはなりません。
家電リサイクルの持込みの流れは以下のようになります。
・郵便局で手続き、家電リサイクル券の記入と家電リサイクル料金の支払いをする。
・家電リサイクル券の貼り付け用シールを家電本体に貼り、指定引き取り所へ運ぶ。
・指定引き取り所で家電リサイクル券と家電を担当者に提出、データ処理後、引き取り所の印鑑をもらい終了。
・家電リサイクルの持込みの際は郵便局→指定引き取り所の順に回ります。
自分で処理するとなると、これだけの手間と時間が掛かってしまいます。
上記の様な手間を無くすためにも、しっかりと補償内容を確認しておくことが必要になります。
3.分解洗浄を行っているか確認する。
洗濯機は外観は綺麗に見えても内部は非常に汚れていることが多く、普段は意識しませんが実は中古の洗濯機の5台中4台は洗濯時に洗濯カスが出ています。
何回洗濯しても、わかめの様な洗濯カスが出てくることがあります。
キチンと分解洗浄を行っている店舗であれば、洗濯槽を外し高圧洗浄機などでしっかりと汚れを落としているはずです。
店員さんに分解洗浄を行っているか確認することが大切です。
4.洗濯機の設置や取り付けは行っているか
基本的にリサイクルショップで洗濯機を購入した場合、配送を行ってくれるところがほとんどだと思います。
ですが、設置を行ってくれるかは微妙なところだと思います。
取り付け方法は設置方法によって異なりますが、そこまで難しいものではございません。
給水ホースと排水ホースを繋ぐだけになります。
唯一注意しなければならないのが、真下排水の場合ですね。
↑上記の様な真下排水の場合は、上手く排水ホースを左右に回して取り付けするか、真下で洗濯槽に当たらないように排水ホースを切って接続するしかありません。
1番現実的なのは四つ角をかさ上げ台で上げて高さを出し、左右どちらかから真下に潜り込まして接続するのが一番かもしれませんね。
かさ上げ台に関しては、ホームセンターやネットで買えるので必要な場合は、事前に用意しておくことをお勧めいたします。
まぁ、料金次第ではお店の方にお願いしちゃうのが楽でいいかもしれませんね。
何かトラブルがあった際には、対応してくれるので、、、。(笑)
5.ドラム式洗濯機の中古はお勧めしません。
個人的にドラム式洗濯機の中古はお勧めしません。故障率も高いように思いますし、故障した際の修理代も高額になってしまいます。
3~5万円はかかってくる可能性が高いです。
ドラム式に関しては槽を外して洗浄することは難しく、実践しているリサイクルショップも少ないと思います。でかくて、重いし、かなりの厄介者です。(笑)
購入をお考えの方は、当然ながら高年式の商品を購入することをお勧めいたします。使用頻度の少ない商品を選んでおくほうが無難ですからね。
2~3年使って故障してしまったなんて話はよく聞きますので、、、。
まぁでも、しっかりとした乾燥機能も付いてるし、ドラム式洗濯機があると生活が楽になるので、多少お値段が張ったとしても欲しいんですけどね。
新品だと高くて手が出せませんからね。
6. まとめ
・使えればいいという方は、フリマサイトで
・保証期間・内容をきちんと確認しましょう
・分解洗浄を行っているか確認しましょう
・設置・取り付けに関して確認しましょう
・中古ドラム式洗濯機はお勧めいたしません(買うなら高年式)
以上
これから中古洗濯機のご購入をご検討の方に少しでもお役に立てれば幸いです。良かったら♡及びシェアをお願いいたします。