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#24 Well-Beingの学びと留学体験が線になった

少し前からCOURSERAというオンラインの学習サイトを使って、Yale大学のThe Science of Well -Beingのコースを受講していますFumfumさんです。

このコースはコロナ禍でそのニーズと共に爆発的に広がり、なんとこれまでに380万人以上の人が受講しているのです。しかも、無料だから学ぶしかない!と思い、先日ポチッと登録しました。(Certificateが欲しい人は5980円負担になります。)

3万件以上の評価に1万件以上のレビューで評価は衝撃の★4.9。今現在、7週/10週目まで来ておりますが、その評価の理由が頭を縦に振りすぎてもげるくらい納得の学びの量です。あ、もう一度言わせてください。

これが無料なんです。(すごい)


COURSERAのサイトはこんな感じ


コースを進めていくとお金は人のために使ったほうが幸せな気持ちになれるとか、使うお金の金額に差はない(講義の中では5ドルと20ドルで比較)、といった興味深い結果をエビデンスベースで学ぶことができて、「なるほど、へぇ〜面白い。ふむふむ。」といった言葉を何度言ったことか、、、。テレビと会話している祖母みたいに、iPadと一人で会話している独り言が多いやつ(現代版)になっています。


他にも睡眠と運動がどれだけ幸せに影響しているのかが様々な研究の報告を用いて説明されていたり、また、バスや電車の中で見知らぬ人に話しかけることは退屈な通勤時間が幸せを得るチャンスの場になったりと知らない話が盛りだくさんです。

僕はこういう話を聞くとすぐに「お、じゃあやってみようかな」と思うのですが、そう言われても実際に「よし!明日から見知らぬ人に電車の中で話しかけてみよう!!!」って行動するのは簡単なことじゃないですよね。はい、よくわかります。


あ、それと今頭の中で、、、「いや、変な人だと思われたら嫌だし、、、。」とか「相手の人が電車の中で仕事をしてたら迷惑だ(生産性が下がる・邪魔してしまう)」とか、考えませんでしたか??

そんな方に朗報です。
それについても講義の中で言及されていました。予想に反して、実は相手の生産性を下げたりしないし(相手は感じていなかった)、むしろ話しかける側も話しかけられた側も幸せが感じられるという結果が出ていました。


面白い研究を「Happiness」という切り口で色々やっているんだな。おもしろいなぁ〜。なんて感じながら受講していました。


その時にふと蘇ってくるエピソードがありました。それは少し前に、僕が留学していた体験談です。少し紹介させてもらいますね。


以前留学していた時は朝ごはんを食べながらTedトークを見るというのが習慣になっていました。そんなある日の朝に上の動画を見たのです。その時の自分はこの動画にかなり刺激を受けて、「よし、今日学校に行くまでの20分間の通学路のどこかで、見知らぬ誰かに挨拶してみよう!」と普段はしない、少し勇気のいるリスクを取ることを決めました。

その日、シェアハウスを出て見えた通学路は、毎週通って見慣れていたはずなのに全く異なる違う景色に見えました。いや、自分に見えていた”景色”は”話しかけやすそうな人達”だったのです。


「お、あの人いけるかな、、。あ、道路の反対側だからやめとこ。」「あ、この人歩くペースゆっくりだから急いでなさそう。でも電話してるー!!くそぅ。」とか思いながら、気がつけば目の前に学校が見えてきていました。


でもその時の自分は「あぁーリスク取れなかった。」って言いたくありませんでした。非常に頑固な野郎だったんです。そんなことさっさと諦めればいいのにとかも思いましたよ?まぁでも宣言したことはなんとしてでも達成したかったんです。そんな時に、大チャンスが舞い降りてきました。


目の前の信号がちょうど赤になったんです。(これは大チャンスだ。)信号待ちしている最前線まで少し遅れて歩いていき、左右をキョロキョロとして、自分より少し背の高い男性と目が合いました。(しかもなんと!微笑み返してくれた神。これはもう行くしかない!!)そして、勇気を振り絞ってスズメのような英語で、

「ハぁイ、ハウアーユー???」


(よし!!やったぞ、自分!!リスクとれた!!ばんざーい!!)内心はこんな感じでした。その後のことなんて、返事がなんだって、変な人だなぁと思われたって良かったんです。とりあえず自分が決めたことを達成したかったんです。とんでもない自己中なやつですよね、、、。笑


しかし、それだけでは終わりませんでした。一言二言で話が終わって気まずい感じで終わるのかと思っていたのですが、僕のどこかに眠っていて、稀に出てくるとてつもない自信が無敵モードに突入したことを知らせ、普段から持ち合わせている人見知らない力が爆裂してFacebookを交換して今度ご飯に行こうってなりました。そんなコミュ力どこで得てきたんだよって思うくらい、人は追い込まれると不思議な力を発揮します。


その後お互いに忙しくなり、結局相手の方が出張で他の州に長期で行くことになってしまい疎遠になりましたが、その時の体験は今でも人生の中でトップ5に入るぐらい思い出の詰まったものになっています。



さてさて、話が長くなってしまいましたが話を戻すと、、、そう、電車やバスの中の見知らぬ人に話しかけるだけで幸せな気持ちを得ることができますよって話。


この自身の経験はとてつもなく嬉しかったことを覚えています。もちろんFacebookを交換して繋がることができたという成功体験にもなっているでしょうから、幸せな気持ちを感じていたでしょう。


僕のこの体験は事がうまく進んだ一例で、もちろん、中にはすごく不機嫌な人や、精神的にコントロールが難しい人がいて話しかけられたことを不快に感じてしまう人も稀にいるかもしれません。


それでも昔の自分の経験を振り返ると、確かに退屈だった通学路が知らない人と会話を楽しみ、友達になれた思い出の通学路へと変わったんです。今でも心に残っている大切な1日になっていることは事実です。そしてその時の感情を今でも思い返すことができるので、今日のオンラインの授業で得た学びの点は過去の実体験の点と繋いで自分の中で線に変えることができた良い経験となりました。


まぁ、、、そんなことを、今日のYale大学のThe Science of Well -Beingの講義を受けていて感じていました。もし興味があれば覗いてみてください🙌


Fumfum…
学びと体験が繋がる瞬間ってなんか特別な感覚がしたなぁ。と。memo🤓


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