見出し画像

東北CXシリーズ#4ざおうさまカップ【MM50】(2025-1-19)

東北シリーズ2連戦の第2戦
ざおうさまカップに参戦してきました。

会場となったのは蔵王町総合運動公園。
このコースのポイントは、なんといっても右上にある調整池。

調整池のまわりをぐるっと回るように、キャンバーセクションと上り下りが設定されています。

前日試走もおのずとキャンバーセクションの攻略が中心で、レースを想定して様々なラインを試しました。

サンドセクション手前の登りもトライアンドエラーを繰り返すうちに、最後は乗車のまま登りきってクリア出来ましたが、レースでは他の選手がいるので、必ず乗車出来るかはわからないなぁという印象。

前日試走の後は、会場から車で20分ほどのところにある白石温泉薬師の湯に前泊。

レース当日は、朝7時からの朝食バイキングを早々に済ませて会場に向かい、何とか時間ギリギリで1周だけ試走をして、路面コンディションを確かめます。

最初は固まっていたのが、徐々に緩くなってズルズルとなり、刻一刻と路面状況が変化する難しいコンディション。

前のレースを走った方も、1周目、2周目、3周目と毎周コースコンディションが変わったとのコメント。

MM50は、ME3との混走で30秒前の時差スタート。

スタート直後に落車が発生。
なんとか左にかわして巻き込まれずに済みましたが、この落車のためME3はスタートディレイになったみたいです。

ざおうさまも落車の様子を心配そうに見つめています。

ちなみにこのざおうさま、蔵王町観光PRキャラクターで、今回のレースは、このざおうさまの冠大会になってます。

ざおうさまについて調べていたら、蔵王町のホームページに着用方法がありました。ちゃんと手順も決まっているんですね。
ちなみに着用できるのは、身長が160〜173センチの方だそうです。

試走のときは乗車したままクリアしていたスゴイカッコイイ忍者返しですが、レースとなるとやはり状況が変わります。

前の方が想定以上に減速すると、結局、登りきれずに落車。後続の方に迷惑を掛けます。すいません。

試走ではキャンバー最上部の、コーステープギリギリのラインの乗車も試みましたが、落車して、頭から派手に滑落している方もいたので、レース本番ではそこまでリスクは負えないと考えて、基本、左脚ケンケンでひたすらクリアしました。

球場脇の登り返しは、試乗のときから乗車でのクリアは無理と諦めていたので、レースでも迷いなく降車。荒れていない一番左側のラインを選んで駆け上がりました。

2周目に入っても混戦状態は変わらず。
スゴイカッコイイ忍者返しも、ハナから乗車は諦めて、降車してクリアします。

キャンバー区間は、試走のときはそれほど遅いとの自覚はなかったんですが、レースのときは前の方と微妙に差がつきました。

キャンバー区間は、ひたすらビビりまくりでしたが、それでもフィジカル一辺倒のゴリゴリのレースよりも、テクニック(ありませんが…)や、運(いかに落車などに巻き込まれないか…)によって、結果が左右されるようなレースのほうが、やっぱり楽しくて、レース中も自然と笑顔になります。

試走のときはなんとかクリア出来たサンドセクション前の登りも、当たり前のように落車。もう落車するために走っているような状況になりました。

それでもさすがにキャンバー区間以外で落車する訳にはいかないので、グラウンドエリアは慎重に走りました。

グラウンドエリアから上がる階段も、試走のときは階段脇を乗車したままクリアしていましたが、パック状態のときはリスク回避のため、階段を選択。

最終周で隣からスタートした同じシングルスピードの方に追いつきましたが、舗装路ではあえて後ろにつきました。
まだキャンバー区間も残っているので、後ろについていって、最後のゴールラインではなんとか前に出ようという作戦。

ところが、せめて同じシングルスピードの方にだけは負けたくないと、妙なライバル心を燃やした結果、キャンバー区間でミスして自滅。
グラウンド区間の手前で、間に3人が入るほど間隔が空いてしまい、とても追いつける状況にあらず、そのままゴール。
やはり余計な事を考えると、ロクな結果になりません。
まあ結果は散々でしたが、レースを楽しく満喫できたので、わざわざ遠征したかいがありました。

レース前日の朝食は、上河内サービスエリア(上り)

スマートICから外に出て、上りサービスエリア外にある駐車場にクルマを止めて、徒歩でサービスエリアに入ります。

わざわざICを出て、上りのサービスエリアに食べにきたのは、もちろん理由があります。

うわさのとりから揚げです。

揚げたてのから揚げが朝から食べられます。
サクサクの衣に中はジューシーな肉。
朝からから揚げは重いかなとも思ったんですが、サクッと揚がっているので、軽く食べられました。
サービスエリアとしては高い食べログ評価も納得です。


試走前の昼食は、南福島駅近くの鉢の木。

11時前に店着。
こちらは店頭にある黄色い札(整理券)をとるシステム。整理券がなくなると完売終了となります。
札を取って、11時30分の開店まで時間があったので、近くの観光スポットへ。

へたれガンダムです。
鉢の木からクルマで10分弱のところにあります。

本当にこんなところにあるのかと思いながらクルマを走らせると、唐突にあります。行ったときには誰もいませんでしたが、駐車スペースからクルマを出そうとしたら、別の方が来ました。

やはりファーストガンダム世代には、心に響くものがあります。

鉢の木に戻ると、店の前に10人くらいの列が出来ていましたが、開店と同時に1巡目で入店することができました。

こちらの鉢の木のメニューは生姜焼きのみ。以前はほかにもメニューがあったようですが、現在は生姜焼きオンリー。メニューは1種類のみですが、ご主人一人で順番に作っていくので、入店する前に50分くらいかかると言われました。

こちらが生姜焼き定食(ごはん普通盛り)。実際には40分くらいで到着。

揚げ焼きした肉厚の豚ロースに、おろし生姜がたっぷり乗っています。おろしたての新鮮な生姜と柔らかい豚ロース肉が見事に混ざり合って、これまでの生姜焼きの概念を覆す一品になっています。

レース後は蔵王酪農センターへ。

お土産に、世界初の麹菌を使ったチーズ「蔵」を購入。

さらに早めの昼食を敷地内にあるチーズハウスで食べます。

このお店のオリジナルメニューということで、ラクロネットを注文。

ホットプレートで具材を温めます。チーズは、予想以上に熱が入るのが早くて、ちょっと焼きすぎてます。

チーズと具材をパンにのせて頂きます。1人分だったんですが、結構な量がありました。

ラクロネットも美味しかったんですが、ジェノベーゼピザのチーズが、量もたっぷりでとにかく美味しかったです。

開催日:2025年1月19日
開催場所:宮城県刈田郡蔵王町曲竹河原前1−61 蔵王町総合運動公園
気温:14.0℃
リザルト: MM50 19位 / 73%
路面状況: ハーフウェット(土8、舗装路2)
使用機材:Svecluck MUDMAN
ギア:38*20=1.9
タイヤ:(F) A.Dugast SMALL BIRD TLR/ 1.50bar (R) A.Dugast SMALL BIRD TLR/1.70bar
LAP TIME:1周目 9:47 2周目 9:25 3周目 9:18

#自転車 #シクロクロス #レースレポート #シングルスピード

いいなと思ったら応援しよう!