松木大のお笑い芸人日記#110

今日は朝から少し鬱っぽいし、久しぶりのNSCの授業に過度に緊張していたので、あんまりよくないメンタルと体調だったけれど、授業が終わり、いつもは都営荒川線に乗って帰るのを節約を兼ねて1時間かけて歩いて帰ることにした。

移動時間はいつもイヤホンをして音楽を聴きながら帰るのだけれど、今日は身の回りの音を聴こうと思ってつけずに歩いてみた。

いつも通らない道を歩いていると発見がたくさんあって楽しい。めちゃくちゃ雰囲気のいい銭湯を見つけたり、近くを歩く親子の会話を聞いて昔の自分と母のことを思返したりした。

気づくとすごく心が晴れやかな感じになっていて、鬱っぽさもなくなっていた。

ずっと同じ場所にいたり、同じ毎日を繰り返していると鬱っぽくなってメンタルも悪くなってしまうのかもしれない。そんな時はイヤホンを外して知らない道を散歩すると良いのかもと思った。

自分の機嫌の取り方が少しわかった気がするので嬉しい。

最近はTHE BLUE HEARTS のナビゲーターを繰り返し聴いている。

聴けば聴くほどいい。最高だ。

歌詞の中に出てくる「ピリー」というフレーズはアメリカの有名な小説家ハーマン・メルヴィルの小説を引用しているらしい。そういえばスターバックスの店名もメルヴィルの小説「白鯨」が由来でした。

いつかメルヴィルの小説読むと思います。