エッセイ「穴があったら入ります」を読んでみた
冬が毎日少しずつ遠ざかって3月になった。
自分の中で時間が止まっている感覚がずっとあったけど、ちょっとずつ動きはじめてるのかなって思える時もある。
高畑充希さんの「穴があったら入ります」を読んでみた。
春馬くんのことが書いてあるっていう言葉に、ポチッとエッセイの予約をしてしまった。
どれだけ春馬くんに会いたいんだか。
「ハムちゃん」というタイトルに私が知らない春馬くんと充希さんから見た、春馬くんがしっかりと存在していた。
春馬くんに会えたようで、すごく嬉しかった。
けれど彼を知っている人から「ハムちゃんがいってしまった」と伝えられると、やっぱりもういないんだね。とアタマをぐるぐる回り出す。
エッセイの中のハムちゃんは、すごく可愛くて、愛おしくて、楽しくて素敵な人だった。
春馬くんに出会えたことは私にとって本当にラッキーなことだった。
エッセイの中の充希さんは可愛くて、たくさんの写真と素敵な飾り気のない文章で素直な彼女を感じた。
大好きなミュージカルのことを大事に話してくれていて春馬くんとはそんなところでつながっていたんだなとあらためて思った。
充希さんことみっちゃんの話す春馬くんは、やっぱりとてつもなく天然で(笑)真っ直ぐな人だったんだなと思う。
そんな春馬くんとの時間を私たちにお裾分けしてもらえて嬉しかった。
そしてそんなハムちゃんは「日本製」の中の春馬くんとも通じてる。
エッセイを何度も何度も読み返してみたけど、そこから感じるふたりの印象は、なぜだか「東京公園」の光司と富永だった。
のんびりしているマイペースな光司と、しっかり者で自分があってちょっと変わっている富永。
以前の文章で春馬くんにも富永みたいな人がいたら良かったのにって書いたけど
「いたんじゃん。富永」と、エッセイの「ハムちゃん」のところを読んで思った。
ふたりの関係って光司と富永みたい。
ふたりして、まったりお酒を飲んであの北海道の回転寿司の写真のようにたくさん食べていたんだろうなあって思う。
そんな時間があったことが嬉しかった。