仮面ライダーゼロワンの映画主題歌が最高だった、という話
来週公開、毎年恒例の「ニチアサ夏映画」ですが、27日の舞台挨拶付きで観に行くことになりました。
仮面ライダーの舞台挨拶、個人的には4年前のジオウVシネ以来になるので楽しみ度が高いです。ライブビューイングであれば昨年シン仮面ライダーも舞台挨拶でしたが、生で観るのは久しぶりですね。
ちなみに仮面ライダー以外だと、昨年プリキュア映画が舞台挨拶付きでした。
伝統の夏映画、今年もイケてる予感
この夏の仮面ライダー映画は、アギトから続くいわば伝統、純粋な作品単独の劇場版をやってきた枠です。
一通り観てきた人間として印象を述べますと、安定して面白いのが夏映画です。ブレイド、カブト辺りは本編と異なるパラレル時空での物語でイマイチ乗れなかったりもしましたが、ドライブなど進ノ介とベルトさんの絆を掘り下げて激熱の展開でしたしゴーストは作品のテーマがテレビより色濃く出ていたりと、純粋に60分の1エピソードとしてクオリティが高く、熱くなれるものが多いのがこの、夏映画です。
ちなみに個人的な仮面ライダーのワースト映画もジオウ夏映画だったりしますが、あれは知らん。
ガッチャードはテレビ本編も安定して面白いですし、予告を見るにアカデミー全員が活躍する雰囲気が出ており期待できそうですね。
何より、テレビに続いて主題歌がとても良さそうです。特撮主題歌は、
・渋い系(ゼロワン・リバイス・ギーツ)
・爽やか系(セイバー・ガッチャード)
の2種類に分類されると思っています。ザックリ令和ライダーで分類しましたが、どちらにも良さがありますね。映画主題歌はそれをテーマ的に一歩進めた曲になっていることが多くて、特にライダーは本編終盤公開なのでエモさが増していたりします。
個人的、最高の仮面ライダー映画主題歌
そんな中で自分的に一番お気に入りの主題歌は、ゼロワン冬映画の「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」の「Another Daybreak」です。
私自身90年代の音楽を浴びて育ったオジサンなので、西川貴教氏とJ氏というゼロワンタッグがすでに最強だったわけですが、LUNA SEAの曲を西川アニキが歌っているようなこの曲、たまらないですね。何よりヒューマギアと人間の共存を目指した物語を歌う曲として、
君と出会えたことが
僕が生きている
理由になる
そう思うんだ
この歌詞は素晴らしすぎました。ヒューマギアがそう思ってくれる人間社会を作っていこう、という作品でしたね。
良い作品ですが、或人のお父さんはもう某外星人にしか見えなくなりましたね(笑)。
もちろん、REALxTIMEも主題歌込みで大好きですね。ゼロワンはTV本編がコロナの影響もあり賛否分かれる作品になりましたが、映画でキチンと締めくくったと断言できます。…ゆえに、Vシネに蛇足感があったのですが(苦笑)。
ガッチャードは違いますが、仮面ライダー主題歌は90年代を席捲したアーティストが担当していることも多く、音楽の面で私の世代に刺さるものが多い気がしています。ビルドなどは小室哲哉&浅倉大介の組み合わせですよ、これは30年前なら空前の大ニュースになっていたようなコラボなんです。
仮面ライダーだけではないですが、一年ものの主題歌というのは一年、毎週聴く曲なのでどうしたって覚えますし、その時期を思い出させる記憶のカギにもなっていきます。歌はいいね、リリンの生み出した文化の極みだよと言っていた某少年の言葉が胸に響きますね。
さて、次のガヴはどんな主題歌でしょうか。
非公式にはもう上がっているようですが、正式に発表されたらまた聴いての感想も書いていこうかと思います。
或人と唯阿さんは売れっ子になりましたね~。
或人は滅みたいになってますが(笑)。