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オトナプリキュア3話感想…引き寄せあう仲間たち
今週も来ました、オトナプリキュアの感想です。
昨日、第三話「ココロノキオク」が放送されました。私は放送時間に家にいたのですが、今話題のスイカゲームに熱中していて視聴、録画共に忘れてしまいました。配信サイトで観られるのはほぼ一週間後、金曜日から。
あちゃ~、と思っていると、知人から「NHKプラスで観られるよ」という助言を貰いました。
受信料はちゃんと払ってますので、即登録。TVerのNHKバージョンがあったんですね。全く、便利な世の中です。
ようやく本編開始、の趣き
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今回のメインは水無月かれんと美々野くるみの二人です。かれんは女医、くるみは秘書として働く毎日ですがそれぞれ悩みを抱えており、なんとか奔走している様子です。
かれんが担当する事になった、足の怪我で入院しているナナという女の子は頑張っていた陸上がふいになってしまった事で塞ぎ込みかれんに心を開いてくれない。かれんはくるみと久しぶりに食事をして、その後家に招き入れたことでかつて妖精ミルクの姿だったくるみを看病し、それが今の仕事を志すキッカケになった過去を思い出します。
今一度ナナと向き合ってみようと奮い立つかれん。しかし病院にシャドウが現れ、ナナに危機が訪れます。かれんは自分の患者を守るべく、再びプリキュアとして覚醒。シャドウを察知したくるみも駆けつけ、ミルキィローズに変身。二人でシャドウを撃退し、その後ナナとも心が通うようになった…という物語でした。
「いつものプリキュア」感がある、一話完結のストーリーになっておりこれは前回まででプロローグを終え、本筋に入って来た雰囲気がありました。のぞみの教師としての問題はまだ解決していませんが、かれんの悩みはクリアされて終わったんですね。
ファンの観たいもの、に応えたサービス回
何より今回は二人同時に変身し、大人になっても変わらない、いやむしろより強くなったかれんとくるみの絆が見どころでした。
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心を許しているのが解ります
この二人は原典たるプリキュア5でも看病を元に深い絆で結ばれており、こういう「ミルクにとってかれんは特別な存在」という場面を、今回のオトナプリキュアでも観たいと思っていた方は多いのではないでしょうか。
この映画のエンディングで、二人の絆が判るとても良い、しかし切ないシーンもあります。ここは私も気に入っていて、今回の様な回は待望でした。酔ってかれんに甘えるくるみ、幸せそうで悶えてしまいますね。
しかし私自身、自発的にお酒を飲まない人間なので(飲めなくはないのですが)、ベッドで寝ているミルクに「これでも酒飲んでるんだよなぁ…」となんとも言えない気持ちになったものです(笑)。
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かれんは元々大人っぽい風貌でしたので、あまり変わらない気がしますね
そして、あの二人が出た事で際立つスペシャル感
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今回のラスト、S☆Sの咲と舞が5チーム憩いの店を訪れ、まさかの再会を果たした所で次回への幕引きとなりました、次回第四話は舞の話になるようです。
予告には5勢の宿敵でありみんな大好きブンビーさんの姿も見えます。彼こそ仕事で苦労しまくってる人物なのでプリキュア達の良き先輩になれるのではないでしょうか(笑)。
タイトルにも「プリキュア5」とは入っていないのでS☆Sの二人もレギュラーとして自然に登場し、劇場版での共演があったことから顔見知りとして5勢と交流していますね。
ここまで観て思うのが、良質な劇場版をTVシリーズ用に構成しているような作品だな、という印象です。良い映画を観ると、これはTVアニメ、TVドラマとしてもっと長い尺で観たいと思うことがあります。
劇場版の様な特別なアプローチでの作品をTVでじっくり観られている、そんな喜ばしさがあるのがこのオトナプリキュアですね。
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前回、前々回の感想はこちらです。