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魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~第3話感想…魔法でできること、できないことを考察

今週のまほプリ2、第3話を観て考えたことを記します。

第3話「刻の魔法」あらすじ

アイルが言っていた時刻にみらいが見たのは、キュアミラクルとキュアマジカルが荒野に倒れ、ひすいがアイルに捕らわれているイメージだった。もしかしたらそれは未来の出来事なのかもしれない――。そう考えたみらいとリコは、この不吉なイメージの実現を阻止するために、アイルを探し出すことを決意する。

みらいたちがナシマホウ界に戻ると、再び彼女たちの前にアイルが現れる。
闇のフィールドを展開し、二人に勝負を挑むアイル。
みらいとリコはプリキュアに変身して立ち向かうが、戦いのなかで二人は、アイルが未来に起きることを知っていること、みらいたちが不思議なイメージを見るようになったのは彼の仕業だったこと、そして、アイルの目的がやはりひすいであったことを知る。

アイルが作り出したロボット型のモンスターを倒し、アイルを退けたみらいとリコは、改めて、ひすいを守ることを胸に誓うのだった。
(公式サイトより引用)

少しずつ、今回の物語の骨格が見え始めてはいるもののまだ、大きく動いてはいない印象です。正直に言うと今回は感想記事を書こうかどうしようか迷ったほどです。…いえ決して、面白くなかったわけではないのですが特筆するべき事項がないな~と思ってしまいましたので。
ただ、今回少し前2話から風向きが変わったなと感じたのは敵?の男とされるアイルです。

いかにも食えない悪人の雰囲気でしたが…

なんだか今回、この男にも事情があり単純な悪役ではなさそうな雰囲気が出てきました。ひーちゃんを狙っているようですが、だからといってみらいとリコに明らかな敵意があるかといえばそうでもない雰囲気なんですね。


「時間を行き来」は、人類の夢

今作はタイトルの通り「魔法」がテーマなので、大抵の事は魔法で出来てしまうという夢のある設定であります。しかし過去や未来に行く、タイムリープ、タイムトラベルや時間を超越する現象は魔法でも起こせない、と言われていますね。それを断片的にもやってみせたアイルとは何者なのか…というのがこのまほプリ2のここまでの展開です。

これも魔法でしたが、仮装しているようにしか見えません

ここを以て、私がちょっとだけ興味を持ったのが、
「実際にタイムトラベルは可能なのか?」
という疑問です。もし明確に否定されていれば、まほプリにおける魔法の概念はあくまで「可能なことの手順を省略するもの」と定義もできるわけで、よく考えられてるな!と感心もできるわけです。
単純にいえば、変身シーン。光に包まれ、一瞬で衣装が変わるわけですが光がなく、時間をかければ誰でも可能な着替えになります。今作の1話でみらいが火事の現場で活躍したのも、この範疇になりますよね。

簡単にネットで調べた程度の見識ですが、現在のところタイムトラベルは

①未来には行けるが、過去には戻れない

②戻ることも100%否定されてはいないが、仮に戻れても歴史は変えられない

といった感じの認識だそうですね。未来に行くには、超光速で移動するものに乗ればいい、ということです。俗に言うウラシマ効果、時間の進みが遅くなるので結果的に未来にワープすることが実証もされているんですね。

この映画でやっていることは、半分は実現できるんですね

また過去に戻る事については、仮に戻って未来に干渉する行動を起こしたとしても、どこかで辻褄合わせの出来事が起こるようになっている、とのことで実際に「現在」を変える事は不可能だそうです。
もし過去を変えてしまうと、変えようと思った「現在の意思」が無くなるので、どこかで同じ結果に繋がる事案が発生するらしいですね。ビリヤードに例えて説明しているサイトを読みました。玉の軌道を変えても、他の玉が影響して同じ位置に来てしまうそうです。
私は学者ではないので大雑把にしか説明できませんが、それほど時間の流れと済んだ出来事というのは人の力が及ばない領域なのだな~と感じましたね。そして、それゆえに魔法を良いものとして扱えるこのプリキュアに説得力も出来るのかもしれない、と少し強引に繋げて解釈しました。

おそらくですが世の大半の人は、もし魔法が使えたら自分のコンプレックスを
解消するために使うのではないでしょうか。
みらいとリコのように容姿が完璧でそちらの悩みが皆無そうな二人だからこそ、
人の為に魔法が使えるのかも…と、やや汚れた見方もしてしまいました

このまほプリ2は成長したキャラ達を描いているもので、やはり「時間」がキーワードな部分もあると思います。果たしてその魔法すら及ばない時の流れが、今後どう物語に作用するのか、注目したいところです。

2025年は、プリキュアも宿題…かも?

あまり意識したことはありませんが、こういう場面があると
前作ではちゃんと「中学生」だったなぁと感じますね

先週、わんだふるぷりきゅあ!が最終回を迎え、もう明日からは次の新番組が始まります。
近々、わんぷりに関しても全体感想の記事を書く、予定ではあります。ちなみに昨年のひろプリ感想記事は大変なアクセス数になり、他SNSでもかなり拡散していただけました、ありがたいことです。
そして過去作でいえばまだ、未視聴のものが5作品あります。一昨年スイートプリキュアを観たのを最後にこちらが進んでいないので、今年は一つでもこれを埋められればいいな~などとも考えています。

順番的には、次はスマイルプリキュアですね。

今回は話が横道に逸れっ放しでしたね、スイマセン(苦笑)。
過去2話の記事です。


余談ですが、前回記事で使わなかったひーちゃん画像をここに載せます。

……メチャクチャ可愛くないですか?

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