遅ればせながら、セーラーマーズ生誕祭
遅れてしまいましたが、昨日4月17日は我が推し、火野レイちゃんのバースデーでございました。
お誕生日、おめでとう!
苦手なもの・TVというのが90年代であればちょっと攻めた設定だな~とか思ってみたり。うさぎ以外の4人はどこか周囲から浮いている存在だった、というのが定説ではありますがそれを端的に表現しているのかもしれませんね。
「色」の重要性を感じる、グループ戦士もの
レイちゃん絡みで記事を書いたことも二度ありました。これの中で綴っていますが、彼女が自分の好みを形作った、といっていい程のキャラです。
子供の頃からウルトラマンが好きだったり、というのもありましたが好きな色は?と聞かれると迷わず赤と答えます。これはもうセーラーマーズの影響だとハッキリ言えますね。
これに付随して思ったのは、色の好みは十人十色、セーラー戦士やプリキュアがチームでありそれぞれ色で分かれているのも幅広く人気を得るためなのだろうな、という事ですね。元々原作の武内直子先生がヒーロー好きで、戦隊ものを意識したというのも有名な話ではあります。
そして、戦隊もののイメージではありますがやはり中心はレッド、赤がリーダーなんだよなって気持ちがあるのが「赤好き」に拍車をかけていたりします。セーラームーンは赤リーダーではありませんが。
プリキュアだと中心はピンクな事が多いですが、キュアサマーやキュアスカイもいるので定まってはいない印象ですね。元祖が黒ですし。
漫画、アニメにおける「髪の色」
色の話に付け加えて、私がレイちゃんを好きな理由にオーソドックスな黒髪であることも挙げられます。
いつぞや読んだ、石ノ森章太郎先生の「漫画の描き方」的な本に
「黒が入ると絵が引き締まる」
という一言があったように、黒は力強さを感じる色でもあります。勿論、アニメで色とりどりの髪の色のキャラが並ぶのは鮮やかで良いものです。全員黒だったらとても地味に見えるので、こちらの方が良い。ですがそんな中だからこそ、一般的な黒髪が映えるな、とも思っていたりしますし何より私は、レイちゃんの次に美奈子推しだったりしていて…
黒髪と金髪、だからこの二人は絵的にとても様になるなぁ、と思っています。「美奈レイ」と呼ばれるカップリングですが、これが90年代版のアニメには無かった要素であり、原作、新アニメの方でのみ見られる組み合わせで、個人的には一番の魅力でもありました。
思えば90年代からときメモを機に流行り始めた、美少女が大勢登場するゲームなども髪の色が皆違ってて、現実にはありえない絵面があちこちで展開されていましたね。というか藤崎詩織は優等生ながら髪が真っ赤。
リアルだと不自然過ぎるので、実写化の際には皆黒髪でしたがこれだと誰が誰やらわからない、というジレンマもあったり。
そんな中、セーラームーンの実写化はと言いますと、
しっかりアニメと同じ色で、なおかつさほど違和感のない塩梅になっていました。マーキュリーの青が異彩を放っていますが、チームとしてのまとまり、統一感に組み込まれてもいます。実写版の評判が良かったのは彼女達の魅力も勿論、再現が難しそうなビジュアルをここまで表現できた、ことに尽きると思っています。
三次元と二次元では根本的に印象が変わるものですが、髪の色って第一印象の一部としてかなり重要だな~と感じます。
古い考え方かもしれませんが、派手な髪の色はチャラい印象をどうしても持ってしまうんですね、私は。
だからこそ、黒髪の映える火野レイ・セーラーマーズが一押しなのは今後も変わらないんだろうなと改めて思い、他の作品でも似たキャラを好きになっていくことでしょう(笑)。
重ねて、Happy Birthday! セーラーマーズ!