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魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~第2話感想…可愛いポイント、3つ

少し遅れましたが、まほプリ2・2話を観ました。

第2話・久しぶりの魔法界

アイルが残した意味深な言葉に、新たな危機の到来を察知するみらいとリコ。さらに二人は、花海ことはによく似た不思議な女の子・ひすいにも出会う。
「魔法界で新たな災いが起こる」というお告げについて調べるためにナシマホウ界に来ていたリコは、ひすいがその鍵を握っていると推理。状況を魔法学校に報告するため、3人は魔法界へと向かうことに。
だがその移動中、みらいの脳裏には突然、まるで夢を見るかのように、初めて魔法界に行ったときのイメージがよぎるのだった 。......

魔法界に到着した三人は、アイルが送り込んだブロック型モンスターに襲撃される。どうやらモンスターの狙いはひすいらしい。みらいとリコは街とひすいを守るため、すぐさまプリキュアに変身。モンスターを撃破した。

そしてその後、ついにアイルが言っていた時刻が近づいてきた。
みらいと同じように過去のイメージを見るリコ。
(公式サイトより引用)


主人公達への「カセ」をどう扱うか

今回は第1話での再会に続き、魔法界へ行きさらなる再会、さらには新キャラ、ひすいちゃんの仲間入りが描かれました。ストレートな、続編の展開だと思います。

そういえばこの作品、冷凍みかんがよく出てたなと思い出しました
どうしてもいちごメロンパンのイメージが強かった

しかし不穏な要素が少しあり、みらい、リコが共に一瞬過去がフラッシュバックして意識が飛んでいるという描写がありました。これの原因が何なのか、またどんな影響があるのかは未知数ですが、ここに前作…と言って良いのか、オトナプリキュアののぞみの衰弱を連想してしまったんですね。今回は変身の際に中学生に戻る、ということはないので変異、退行による肉体的負荷はないと思うのですが、再びプリキュアになったことで二人に何かが起こり始めているのかもしれません。

これは創作論の話ですが、主人公に「カセ」を付ける、何かしらの制限をを付ける事は物語に引き込む手法としてポピュラーなものだとされています。大体は時間に関するものが多く、タイムリミットが迫る事で視聴者、読者をハラハラさせるという感じですね。
これはもう、普遍性の極みともいうべき要素で、大昔から現在に至るまで使われているものですが…オトナプリキュアにおいてこの要素が上手く機能してはいませんでした。説明不足、消化不良感があったわけですが…そもそも、

・基本フォーマットが、各話完結のアニメ
・1クールにして、登場キャラが多い

という作品の特性を鑑みて私は「主人公にリミットがある」という設定との相性が悪かったんだろうなと結論付けました。
なので、今回のまほプリ2ではあまりこういった「主人公たちの活動に影を落とす要素」は入れて欲しくないな~と思っているんですね。

昨年書いた記事ですが、特に最近の視聴者は物語からストレスを受けることを嫌いますから、せめてプリキュアくらいはほのぼのしていてもいいんじゃないでしょうか、って感じですね。
皮肉を込めていいますが、大人も子供の気持ちで観ている作品だと思っています。


このカワイイ生き物たち

さて、まだ2話なので物語の骨格が見えてくるのもこれから、だと思うので大筋に関しては特に書くこともありません。
しかし、なんだかんだで皆可愛いなぁと、特にそう感じたポイントを3つ挙げてみようと思います。

1…木の枝をあげるみらいがカワイイ

はーちゃんの次がひーちゃんは笑いました
3があればふーちゃんですかね

新キャラ・ひーちゃんが魔法のステッキを欲しがるので、木の枝で作ってプレゼントするみらい。至って普通に見えますが、これは実に尊いと感じました。なぜなら…

この時、この木の枝にどれだけの想いが込められていたでしょう

伝説の、前作49話にて「みんなに逢いたい!」を涙声で繰り返すみらい。魔法が使えなくなっても、届け、届けと想いを託したのがこの、ただの木の枝だったんですね。ご存じの通り想いは届き、枝は輝きを放ちました。私はここで「ピカーン」等のSEが無かったところに震えました。無音なので、視覚だけで「あっ…!」という感覚を得られる演出。
メイン視聴者である女児たちも、その辺にある木の枝が夢を叶えてくれるものに見えるようになったのではないでしょうか。

こんな、重みのあるシーンがあったからこそ、ひーちゃんにあげた木のステッキがただの代わりには見えなかったんですね。
「朝日奈みらいから、もらった木のステッキ…それはもう、本物だろう」
そんな風に考えるまほプリファンも多いのではないでしょうか。
そしてそれを、サラッとやってのけるみらいの無邪気さが素晴らしかった。

2…負けず嫌いなモフルンがカワイイ

強く抱きしめられるとモフルンも苦しいんですね
中身は綿しか入ってないと思いますが

時間の計算を一生懸命やろうとして、先に答えを出されると
「いま言おうと思ったモフ~!」
と、意地になってるモフルンが愛おしかったです。
私はどうぶつの森でもこぐまキャラが好きだったので、モフルンの可愛さには若干脳を焼かれ気味なところがあります。クマって大きくなると人間にとっては脅威の存在になってしまいますが、小熊だとどうしようもなく愛玩動物なんですよね、罪造りな存在です、まったく。
1話ではツッコミも入れてましたし、ちょっと精神年齢上がった?なモフルンに今後も期待です。

3・思ったより快活な、ひーちゃんがカワイイ

いずれ、本物の魔法を使えるようになりますねこの子も

新キャラひすいちゃんが、1話でのイメージとはうってかわって活動的で、ちょっと生意気な子だったのが良かったですね。1クール作品なのでおとなしい子が打ち解けていく過程を描くにも時間が足りなさめなので最初からよく動くキャラにしている…のかもしれません。
今回、敵に向かって「あっち行け、あっち行けー!」と涙目で訴えると立ち直ったプリキュア二人が助けてくれた、この流れが先述した
「願うことこそが魔法」
を表現しているようにも見えました。
まだ素性がわからないキャラではありますが、何かしらはーちゃんと関係はありそうですね、声は同じですし。

そんな感じで、純粋な正統続編な今作ですがこのたくさんの「カワイイ」を来週以降も楽しみにしていたいと思います。
第1話の感想はこちらです。


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