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餓狼伝説新作の新情報について感じたこと、思い出したことなど

来春発売予定の、新作餓狼伝説に先週こんなニュースが入ってきましたね。

スト6にテリー、舞が参戦というのも今年の驚きニュースでしたがそれに続いて、SNKサイドも「同じ弾」を用意していました。ケン&春麗がゲスト参戦です。

餓狼伝説の独自性

7月にこんな記事を書いて、

・テリー・ボガードは唯一無二の格ゲー主人公である

という持論を展開しました。
では餓狼伝説というシリーズは、どういうゲームだったのか?とより大きな括りで語ってみたいと思います。
これもあくまで私自身の主観に過ぎませんが、ズバリ、

・ストⅡと違う道を探し続けたゲーム

ではないかと思っているんですね。そこに餓狼伝説の独自性を感じます。
先の記事に書いたように一作目、餓狼1は格ゲーというよりアクションゲーム寄りでしたが、2からはハッキリ対戦を意識したゲームになっています。ここはストⅡの後追いともいえるのですが、まず、

・連続技が存在しない
・避け攻撃、超必殺技というシステムの独創性
・キャラクターを前面に押し出した個性の強さ

などなど、ストⅡとは違うぞ、と思わせる部分が多くありました。そんな意図はなかったはずの餓狼1が、発売時期の関係でストⅡの二番煎じのように言われてしまうのが不本意だったと主張しているようにすら感じられる
ゲームだったと言えます。ストⅡのキャラボイスはカプコン社内の人らしいですが、餓狼2は劇団の役者さんです。未だに不知火舞の声は曽木亜古弥さんのイメージが強い、オッサンゲーマーであります。

上が餓狼2、下が餓狼スペシャルです。
この画面写真でBGMとボイスが聞こえてくる世代とは仲良くなれます(笑)。

しかし2の次のスペシャルでは結局連続技が採用されますし、特徴であるラインシステムも迷走していた時期があります。ストⅡとは違うゲーム、を意識しつつもそれは試行錯誤の連続だったと言ってよいでしょう。
同じ格闘ゲームで、ストⅡとは違う路線を明確に打ち出せたのは、餓狼伝説よりも…武器格闘だったサムライスピリッツや、3Dのバーチャファイターのほうだったと思います。
それでも、チャレンジングな餓狼の姿勢、私は好きでしたね。

ケンといえばこの人、なんだけど…

「餓狼新作にケン参戦!」とほぼ同じタイミングで、世間を呆れさせるこんなニュースもありました。

還暦を過ぎた男の、なんとも情けないニュースです。
彼は、かつてストⅡアニメでケンの声優をしており、その声質があまりにもケンにマッチしていたことと演技力も高かったことでとても評価され、バルログの塩沢兼人さんと一緒に劇場版→テレビアニメの流れで続投した二人のうちの一人だったんですよね。

私も当然、DVDを持っている映画ですが本当にケンの声が素晴らしいんですね。ゆえに…「三度目の逮捕」などと聞くとショックなど通り越してトホホな気持ちになります。どこかで
「羽賀研二自身がシャドルーの洗脳を受けていた可能性」
とか書かれていて苦笑せざるを得ませんでした。
三度のお縄が全て詐欺、ということでもはや立ち直って欲しいなどとも思わないわけですが、このためにこの劇場版ストⅡが腫れ物扱いされたらやだなぁ、という気持ちはあります。

主題歌も、誰もが知る大ヒット曲ですしね。
…あ、その主題歌プロデューサーも、アクション監修した人も逮捕歴があった。…なんて映画だ、コンチクショウ。

1994年の夏、CDショップにはズラーッとこのジャケットが並んでいました。売上枚数は圧巻の200万枚越えです。我が家にはなぜか二枚あったCDですね。
ケン=羽賀研二、なんて話をしていると自然と脳内で再生される曲です。なんといっても映画のラストバトルBGMですからね。

まぁでも、現在のケンはもう岸祐二さんのイメージで固まっていますから、特にゲームにおいては気にすることでもないですね。
春麗も折笠富美子さんが定着しています。

目下、使用キャラは…

そんなコラボキャラの話題を出しながらも、実際ゲームが発売されたら私自身はもう、使用キャラをロックオンしております。
まぁ、公開と同時にこんな記事を書くくらいですから…。


兎にも角にも、舞でしょう。舞はスト6でも使う予定ですが、テリーがあの感じなので果たして性能はどんなもんだろう、という懸念があります。まぁ、なんにせよ使いますけども。
この餓狼のほうの舞も、構えがスッとしてて良い感じだな、と思いました。KOFでのあの胸の谷間をユッサユッサする構えは好きじゃなかったので、そちらに倣わなくてよかったな~って感じです。

というか、ムササビの舞速過ぎませんかコレ。

SNKからすると看板ヒロインですから、強さも期待できそうです

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