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2021年応募作「お支祓い」

2年前の応募作、二時間ものです。

この時期の頭の中

ハッキリ言うと、エヴァの事で一杯でした(笑)
1月23日の公開日を前にソワソワソワソワしていた時期で、それがコロナの為あえなく延期になってしまい相当落ち込んだものです。
エヴァ完結を見届けたら、それを活かして書こう…などと思っていましたがそれは叶わず(締め切りが2月)、やむなく執筆の海に出航したのを覚えています。

惨敗作…ながらも?

守銭奴な巫女が、幼少時に因縁のある友人と再会し仲を修復するまでの物語です。結果としては惨敗で、三次審査にも進めなかった初めての作品でした。それが判ったのは4月の末で、それなりにショックも受けましたが、「あぁ、映像的に分かりづらい描写が多かったせいだな」と自然に分析して自分の中に落とし込んだのです。昨年の前半まで脚本に対するモチベーションを消さないこと「だけ」で書いていたので、仕方ないなという諦めもどこかにあったのです。
そして今回noteに上げるに至って読み返したのですが、「霊と戦う」という漫画チックな要素が受け入れられなかった、ことはさておき筋やシーン運びを見てみますと破綻はしていないと思いました。キャラ描写やギャグは狙い通りに描けていますし、結果ほど悪くはない、と自賛してしまいました(笑)。
まぁ、結果が全てなので虚勢に過ぎないのですが。

安易なリサーチは諸刃の剣

巫女、霊媒師、除霊…こういった要素を軽く調べた程度で、想像中心で書いているのも見抜かれてしまったんでしょうね、と回顧する作品です。
この題材で書くなら実際に神社に行きハンティングしなければ駄目でしょう。書くのはほぼ仕上げで、構想や下準備が創作の主な作業だと思っていますから、そこで手を抜いてはいけない…という戒めも込め、この作品を公開しておきます。

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