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【Ado】「心臓」Blu-ray鑑賞、2024春の匂いをずっと傍に
自分で自分に買ってあげた聖夜のプレゼント第一弾、まさにクリスマス当日である12月25日発売の「Ado 心臓」Blu-rayを堪能いたしました。
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着ていたんだなぁ…と思うんですよね、この絵に誇張はありません
すでに八ヶ月前のこと、すっかり思い出ですがそれを鮮明に蘇らせてくれる、「2024年の宝物」でした。
作品<記録は、初めて
こちら先月の記事ですが、「心臓」にまつわる記事もこの中にまとめてあります。思えば4月までは本当にこのライブを楽しみに日々を過ごしていましたね。それが今年の最後に、映像ソフトとして手元にやってきたのだから綺麗な完結っぷりです、ありがたい。そしてこの記事の中でも触れていますが、自分が参戦した公演がBlu-rayになるのは初めてだったりします。映像としてオンエアされたものは、過去にもありましたが。
なので、原体験を思い出させてくれるということも含め、映像作品としてより4月の記録として観られる個人的には珍しいライブになりました。開演が18時なのでまだ明るく、ライブの進行と共に夜になっていく感覚、これは国立競技場という屋外(屋内という捉え方もありますが)だったからこそ、の絵なんですね。
その風景や曲で思い出すのと同時に、当たり前ですが自分の席からの光景しか見ていないので違う角度からのステージを新鮮に観ることも出来ました。
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現地ではAdoちゃんの家こと「箱」は、もっと小さく見えてました
円盤のメリットとして、「永遠のあくる日」での花火、ドローンでの演出をしっかり観られたことが挙げられます。上の記事に書いていますが、ステージの真横だったのでドローン演出はほぼ見えなかったんですよ。アリーナ席の人達が歓声を上げていたんですが、「なになに?何が見えてるの?」って感じでした(笑)。
また、B’zの松本さんをハッキリ見られたのも、円盤のいいところですね。
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7万人以上入る会場でしたからステージとの距離もあって、いる人の顔はほぼ見えなかったんですよね、当然ですが。東京ドームもそうですが、あまりに大きい会場はコンサートに向かない、これは残念ながら真理だと思います。まぁ、巨大な会場はビッグアーティストの証明でもあるのでファンとしては、誉れなのですが。
ファンとして、共に進む感覚を
1月3日の「マツコの知らない世界新春SP」に出演させていただきます。
— Ado (@ado1024imokenp) December 25, 2024
歌ってみたについてお話しました ぜひ https://t.co/i0iUuxpic1
年明け早々にテレビにも出るようですね。その前にまず名古屋公演があったりと令和の歌姫は相変わらずお忙しい様子。世界ツアーの下準備(英語力的な?)として先日までアメリカに滞在していたり、特に今年は目まぐるしく動いている印象です。
「デビューしたてなのに凄いなぁ」などと思っていましたが、よくよく考えると彼女もメジャーデビューが2020年、もう4年経っているんですよね。これはもう、全く新人ではないことに最近気付きました(やっとかよ)。
デビューから4年というと、X JAPANはTearsを出して東京ドームライブを恒例化させる最初の年でしたし、Mr.Childrenはアルバム「深海」をリリースしていた頃です。まさにどちらも、トップアーティストとして円熟期だった頃なんですよね。
この度あらためて「心臓」を観て思いましたが、初のライブ映像作品だった2年前のカムパネルラと比べても、パフォーマンスが大幅にレベルアップしているのを感じました、当然といえばそうなのですが。
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一曲一曲に全力投球している感じに、いつも魅せられています
このライブでのMC、今年発表の「初夏」でも歌っている「自分嫌い」を克服するための戦い。彼女のライブは一貫してその内面からのエネルギーに満ちています。なので毎回、その時限りの叫びを聴きに足を運びたくなるんですね。
ちょっと、検索しても見つからなかったのでもう消してしまったと思われますが、以前Adoちゃんが一言「進みましょう。」とPostしていたことがあり、それに結構、パワーをもらった気持ちになったんですね。
2年前、初めてのライブ参戦の時にも感じた事ですが、歌い手としては超人的な彼女も、音楽、それ以外で試行錯誤しながらの活動をしていて、そこには等身大の20代女性がいるんですね。決して、住む世界が違う人ではない。…見方によりますけどね。
なので、音楽活動を追いかけながら一緒に人生を進んでいる感覚で、私は彼女を見ています。
「自分も、前に行く。」
この気持ちを忘れず、今は来年4月のライブを楽しみに待とうと思っています。ともかく、今回のライブ円盤は自分もその場にいたという意味でまた、一段と特別なものでした。
一通り観て、実は一番印象に残ったのはエンドロールでの早回し撤収作業だったりするのですが(笑)。当然ですが普段はスポーツの会場なので、芝生やコースなどを戻さなければいけません。その作業が夜を徹して行われ丸一日以上、かかっていました。いやはやこれは大変だな…って感じでしたね。そんな国立競技場、来年は本来の用途であるサッカーの試合を観に行く可能性が浮上しています。あの明るくはないけどカラフルな座席にまた座る日が、来るかもしれませんね。
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歌い手としてライブ後に食べるスイーツ、ムチャクチャ美味いんでしょうね