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特撮関連の記事

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ウルトラマン、仮面ライダーなどの話題です
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2023年9月の記事一覧

ウルトラマンブレーザー第9話感想…侵略者の生き様に魅せられて

先週のウルトラマンブレーザー第9話「オトノホシ」、ウルトラQの隕石怪獣ガラモンが登場する事で放送前から話題になっていましたが、想像を超える「令和のガラモン回」でしたね。 「セミプロ」ツクシおじさん まずアンリ隊員がアマチュア楽団と知り合い、交流が始まったというところから物語が始まる訳ですが、ここで「セミプロ」だと名乗ることがちょっとした伏線になってたりします。 昭和の侵略宇宙人たちが半世紀、地球に住み続けすっかり馴染んでしまっていた…という話は近年のウルトラマンでは珍し

ウルトラマンネクサス配信開始によせて…特撮ファンとして思い出の作品

10月2日から、ツブラヤイマジネーションでウルトラマンネクサスの配信が始まることが告知されました。 20周年なんですね~。あまりそういう呼ばれ方はしていませんが、平成ウルトラマン二期の始まりの作品でした。 ネクサスには個人的に思い入れがかなりあったりします。 人生初の、リアルタイム視聴ウルトラマン 子供の頃からウルトラ大好きっ子でしたが、その頃は80年代。ちょうどウルトラシリーズが止まっていた時期です。新作はなく、本を読んだりレンタルビデオ、再放送で過去の作品を観るのみ

仮面ライダーV3・40話…段取りの無い戦いに滲む死闘の空気

今週、YouTubeの東映特撮チャンネルで仮面ライダーV3の39,40話が配信されました。 40話はデストロン幹部、ツバサ大僧正との決着が付く回です。ツバサ大僧正の変身であった死人コウモリに敗れるも、おやっさんの特訓でV3マッハキックを会得しリベンジを果たす、というストーリーです。 これぞ昭和仮面ライダー、という一編 昭和仮面ライダーを語る際に、 ・Aパートでの敗北 ・特訓での新技習得→リベンジ ・幹部が怪人化 この辺はよく語られる要素ですが、この回にそれが全て入っ

50周年のウルトラマンタロウを語ってみます

迷った挙句、昨日買っちゃいました(厳密には予約)。 ウルトラマンタロウ 50th ANNIVERSARY SETです。 今年2月に登場し先日再販もされたセブンのウルトラアイに続く商品になりますね。 ウルトラアイと同じく、赤外線通信でサウンドユニットから効果音が鳴るという仕様になっています。ウルトラバッジは、3年前にブレスレットとセットになって一度発売されていますがその時は機械的なギミックは無い模型でした。そちらを持っていたため、今回のをどうしようか迷ったのですが値段的にも

仮面ライダー展回顧録その3…令和の世も戦い続けるヒーロー

最新作ガッチャードの1話を観た直後、これを書いています。 ラストの令和編です。 しかし令和ライダーといっても平成から地続きですので、分ける意味がどれほどあるのか、は疑問ですね。 かの感染症の影響を受けたゼロワン 令和をそのまま名前にしたような1作目、ゼロワンですが4年前、東映特撮ファンクラブの募集でエキストラとして撮影に参加した思い出があります。 人間とヒューマギアの共存を目指す飛電或人の戦いを描いたゼロワンは、メカニカルで近未来的な設定が活かされており面白い作品でし

仮面ライダー展回顧録その2…挑戦の軌跡、平成仮面ライダー

昨日の続き、平成仮面ライダーの話です。 ビデオの時代、平成 昭和ライダーはテレビの勝者だった、という話を前項でしましたが、昭和がテレビの時代であるなら平成はビデオの時代だと感じます。もう録画という概念が一般化し、平均的に「視聴率」というものは下がっていったので、仮面ライダーの放送時間もまた夕方から早朝へ…という変化がありました。 平成仮面ライダーというとクウガからジオウまでの20作品を指します。令和となった現在も継続中ですが、次のガッチャードで25作になります。スーパー

仮面ライダー展回顧録…週一の贅沢だった昭和仮面ライダー

ウルサマの写真を整理していると、昨年12月に同じく池袋で催されました仮面ライダー展の写真も一緒に眺めることになりました。ライダー展は場所こそ同じですが会場規模がウルサマの倍になっており、一通り回るのも随分時間がかかりました。それに伴い写真の数も多くなっていますので、振り返りつつ「昭和」「平成」「令和」という区分けで仮面ライダーと時代の話を書こうと思います。 50年前は、テレビの時代 仮面ライダー展は、原点である一号から最新のギーツ、さらに映画のライダーまでを辿りこの時点で