温泉に浸かって
7月14日、私は戸隠神社に行っていました。
例の上高地に連れて行ってくれた部門長さんから今いる実習生の子と一緒に戸隠神社行くんだけど、私も行かないかというお誘いをうけたのです。
パーソナルスペースがどうこのうのとか言っている私ですが、この方はなぜか大丈夫なのです。不思議。部署が違うってことで距離が近すぎないのが良いんでしょうか。
そんなわけで7時30分に近くのファミリーマートに集合して戸隠神社に向かいました。早起きは全く苦ではないのです。むしろ最近は夜は早くに寝て、朝は早く起きて午前中をゆっくり過ごす方が自分に合ってるかもと思うようになりました。朝の澄んだ空気がそして明るすぎない空がとても好きなのです。
8時ごろには戸隠神社について散策しました。朝早くだし、人あんまりいないだろうなと思っていたら、さすが三連休の中日。この時間帯でもかなり人がいました。
その後戸隠そばを食べ、またその足で小布施でモンブランを食べたりして奥社まで歩いた疲れを癒しました。
その後にタイトルにあるように温泉に入ったのです。この方と出かける時は温泉に入るのがもうお決まりのパターンになっています。そして私はこの時間がとても好きなのです。
熊本にいる時は結構家族で温泉に行っていたのです。しかし大学中はコロナもあり温泉には疎遠になっていたのです。それが長野にきてこの方と出かける時に温泉に入ることが増えて、改めて温泉っていいなと思う時が増えました。
私は大抵露天風呂にいる時間が長いです。露天風呂に行って、誰と話すこともなくぼーっと外を眺めながらお湯に浸かるのが大好きです。何なら写真撮る次に幸せだなと思うのは露天風呂に入ってぼーっとすることかもしれません。
今日の露天風呂からは北信五岳が見えました。雨が降っていたので山に濃い霧がかかっていて、鬱蒼としていましたがそれもまた良いのです。
冷たい雨の感触を頭部に感じならも体は暖かいお湯に浸かっているので心地よく、遠くの山々を眺めたり、お湯に落ちては現れる無数の波紋を見たりしていました。本当に心から幸せな時間でした。連れて行ってくださる温泉は大抵眺めが良いところなので毎回そう思うのです。ありがたいことです。
最近思うことは私は良くも悪くも自己完結してしまうことがかなり多いということです。幸せだなと思う過程の中で他者に依存する割合がかなり少なく、自分の固定化された好きなことや幸せなことをを他人にどう思われようが関係なく疑いなくやり続けます。それで周りの人が離れていっても、それはそれで仕方ないことだと思ってしまいます。周りの人に嫌われても自分の性質は変えることがどうしてもできないのです。変えるくらいなら喜んで疎遠になる道を選ぶのだと思います。そこへの抵抗は正直あまりないのです。
色々な人に支えられて生きてきた人生なので一人で生きているなんてもちろん言えないけれど、孤独は寂しいものだとは全く思わないのです。
正直写真を撮って、露天風呂に浸かれることさえできればおそらく私の人生、満足できてしまう。(とはいえ運転に自信がないので眺めの良い温泉に行くのは一苦労しそうだけれど)
ですが、写真を撮ることの楽しさや温泉に入ることの楽しさを知ったのはいずれも最近でこれは自分で新しい世界、関係性に飛び込んだからこそ知ることが出来たことだと思います。
私が知らないだけで世の中にはまだ私の知らない幸せなことが溢れているかも知れない。そう考えると、ずっと同じ場所にいるだけではなくて、時にはちょっと飛び出して色々挑戦するのもいいのかもしれないな
と言うようなことを、考えたりしながら露天風呂時間を過ごしました。まあそう言いつつも何か決定的なきっかけがないと動かず現状に満足するのが私なので結局あまり変わりはしないのでしょうが。
こちらの温泉なんとお風呂に入った後、無料でアイスキャンディーまでついてくるかなりできた温泉！
雨が強くなり、一層濃い霧に包まれる山々を眺めながらグレープ味のアイスキャンディーを食べました。温泉巡りはこれからも引き続きやっていきたい。
今回は写真少なめですが、7月は色々考えていた6月よりゆっくり一枚一枚を大事に写真を撮れている気がします。これもまた幸せだなと思う瞬間のうちの一つです。しっかり長野市内を堪能して上田への引越しの日を迎えたいと思います。
おわり。