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デスリクZの樋泉楓さんについて

皆さまこんばんは、この記事を開いたという事はデスリク及び樋泉楓さんに興味があるという事でしょうから、無駄な前書きは無しで、どうかよろしくお願いします。

本稿ではデスリクZの樋泉楓さんが可愛いという事を、選挙カーくらい力強く高らかに叫ばせていただきます。

デスリク1と2では可愛くなかったのかという重箱の隅をつつくような意見に反論させていただきますと、もちろんその二作でも可愛らしいことに変わりはありません。
ただその二作では、どちらかというと大人としての頼りがいであったり、(伝説の)『一緒に落ちよう』に代表されるような、格好良さの方に重きが置かれていました。
無論ナンバリングを順番通りにプレイしていった私は、その格好良さに惹かれたわけですが、Zでは前二作品とは違う魅力が描かれていたことにより、よりキャラクターとしての深みというか濃度というか、とにかく凄いんです。

まず立ち絵。Zでの楓さんはそれまでと服装が変わっているわけですが、極めて露出度が上がっています。セクシーですね。

1と2
Z

カジュアル感が強く、一般人としての要素が強かった1と2。対して、Zの服装は金持ちらしさが前面に出た服装。設定というか社会的立場が全然違うので、それを服装でぱっと表した変化といえるでしょう。外見は立場をも表すものという事です。
あと画像には写っていませんが、Zのズボン、サイドのデザインがグリッジスタイルを思わせて良いですね。

しかし服装の違いは些細な事、今作の驚き差分に勝てるものではありません。

あまりにも可愛らしすぎる

ミズナシ・アラタに一泡吹かせ、流石楓さんと凛々しさに笑顔だったその流れでお出しされるこの差分。何ですかこれは。

前述の通り彼女は、凛々しさ格好良さ狡猾さ聡明さが魅力。それなのに驚きという感情の表現は、あろうことか昭和のコントよろしくメガネがズレるというもの。
嘘みたいなコテコテのおとぼけも、それをやる人物次第で人の心を射抜く凶器足り得るという訳です。

そしてZの楓さんの大きな特徴として、両親との仲が良好。
2にご両親は出てきませんが、1ではゲーム内のクレアとしての設定でも、現実の樋泉楓としても親との仲はよろしくない。
これは完全に想像の話ですが、商人として成功したZでは親子仲良好で、小さな雑貨屋を営んでいる程度の1,2では不仲って、原因はそういう事ですよね。

彼女の正確な年齢は不明ですが、おそらく

大学卒業後、就職 
→数年働き、夢のため退職 
→そのことで両親(特に父親)と揉める 
→逃げるように海外に向かう飛行機で、アグルに誘拐される

てな感じだと思われ、Zでは誘拐されず海外で成功したために仲直りできたのではないでしょうか。


何はともあれ親子仲が良いという事で、『娘』としての楓さんがたくさん見れます。

これまでは周りの年齢や性格から、保護者的なポジションに収まっていた彼女。今作でほぼ初めて両親との関わりがしっかりと描写されることにより、新たな一面が生き生きと描かれている。続編に求められる前作キャラの描写っていうのは、きっとこういうものなんだろうなぁ

彼女の娘としての要素を強めているのはもう一つ、グリッジ・ガールズのヒイズミ・フーキの存在です。
ご存じの通り楓さんの母、樋泉呉芭の生霊とその他諸々から作られたルーデンスの彼女ですが、顔が呉芭さんとそっくりだそうです。
プレイヤーからすれば楓さんにそっくりですが、これは母娘がそっくりという事なのか。でも誰も楓さんに似てるとは言ってないし……
ちょっと余計な話をしますと、別人とはいえオカンと同じ顔が脚丸出しのチャイナドレス着てるの恥恥恥恥恥穴があったら入りたいな気がしますが、ともかくこの人のキャラが良い。
しっかりと義を通す性格はまるで武士の様。ダンジョンにポップした時のボイスが「ちゃんと逃げたまえよ?」と強キャラ。最も早く仲間化の芽が出ていたこともあり、きっと嫌いな人は少ないはず。

Death end re;Quest Code Z 最高の瞬間

特に楓さんが彼女を、『母さん』と呼ぶシーンが最高。初対面は事情が分かっていないために、母さんと呼ぶのが当然の反応ですが、カラクリが分かってなお母さんと呼び、リリスと共に自害しようとするフーキを止める↑のシーンは……楓さんの弱さを垣間見れた気もして、Zどころかシリーズで一番好きなシーンです。


頼れるお姉さんとしての要素が強かった1、2。この2作で形成された彼女のキャラクター性に、Zでの描写が加わることで樋泉楓というキャラクターが完成したと感じております。
どれが良いではなく、全て含めて彼女という事なのです。

ほとんど主人公のセリフ

Zはスピンオフであり、すでに“3”が予告されているわけですが、次彼女が我々の前に姿を見せてくれる時、どのような一面を見せてくれるのか。
彼女が散り際に語った『夢』が叶うような事があれば、あまりにも幸せな『死の王』になれるなと思いながら、本稿の〆とさせて頂きます。

お読みいただきありがとうございました。

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