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秋田駅、7・8番線ホーム。

この記事が書かれているのは、2020-02-28の夜10時です。生放送終了後、家に帰り布団に入ってこの記事を書いています。みなさんも一週間前に戻った気持ちでご覧ください。)

定期考査も終わり、まぁ成績に目を向けたくないような出来だったわけですが。

考査翌日の今日2/28、僕は放課後にNHKさんにお邪魔させて頂きました

NHK秋田放送局 秋田メディアパーク完成記念イベント「放課後ラジオ よりみちこまち特別版」でのラジオドラマ企画。その脚本を手がけさせていただきました。

ショートラジオドラマのお話が来たのは1月上旬の頃。2019年10月頃に#03_その起こり の企画の宣伝をお願いしにNHKに訪れました。そこからの縁で、今回脚本を担当する並びに。

タイトルは「8番線の、アイツ。」主演は声優の米内佑希さん。その他キャストにお笑い芸人「ねじ」のせじもさん、ササキユーキさん、高校生のスガワラさん。

内容としては、秋田駅の7・8番線ホームで毎朝見かける1組の男女。その男であるハヤトは、アイツことナオに話しかけ、告白をするという物語です。

この脚本に込められた思いは放送でもお話した通り。卒業、そして入学シーズンの訪れるこの春。卒業で地元を離れたり、入学や進学などで上京したり、または地方に来たり。色々な出会い・別れが交錯するこの時期。今回は「駅」にフォーカスを当て、大きい別れや小さな別れ、大きな出会いなどありますが、その中でも「小さな出会い」を表現した次第です。

全国に聴き逃し配信もされるこの番組。自分の脚本は全国にどう評価されるのかもとても楽しみでした。

書いてる最中は自信を持ちながら書きつつも、「これは面白いのか」と多少の違和感を感じていました。その違和感が、プロの声優である米内さんの演技力、ねじさんの笑いを何倍にもするアドリブ力が脚本に吹き込まれることで、綺麗さっぱり無くなりました。プロの第一線で活躍する方は本当にすごいな、と思いました。演じてもらっている時は相当感慨深いものがありました。自分の世界が形になって起こされた、と思い。やっている側は相当な緊張だったと思いますが、書き手のこちらも何故か緊張していました。ただまぁコーナー入り前のジングルで。シュガーソングとビターステップにノれるぐらいの余裕はあったのでまぁ大丈夫でしたが。

どんな風に音として届いたんだろうかな〜と思ったら、

番組後半が緊急ニュースでOAされず

緊急ニュースがカットインされた後も生放送は続いてるものだと思っていて、放送終わってからその事実が知らされ「WAON...」ってなりました。Wowね。まぁ仕方ない。日本国民の安全が最優先ですからね。OA終了後スマホを確認すると、5時半頃に聴いてくれていた友達からLINEが来ていました。

友「ラジオやってる?」

と。ごめんな。全力で再放送と聴き逃し配信を勧めました。

この現場の熱気というか、活気をぜひ公開生放送、もしくは生で届けたかったので少し残念ですが、再放送版だとしても絶対に伝わると信じているので大丈夫です。

(2020-3-6追記)聞き終わって今書いています。確実に現場の活気が伝わってきました。高橋優さんの「明日はきっといい日になる」が自分の脚本に使われたことが本当に感慨深く思ってて、、、すごい。放送終了後、別の友人から茶化す感じのLINEも届きましたが、面白かったよ!の裏返しだと思ってます。ありがと。駅の雑踏の収録にご協力頂いたJR秋田支社の皆様、楽曲提供してくださった方々、本当にありがとうございました。

企画の依頼をしてくださったNHKの方々、優しく対応してくださった出演者の皆さんに心の底から感謝申し上げます。ありがとうございました。

先の見えない今、少し気が滅入ってる方もいると思いますが、オンエアを聴き、元気を出していただけた方がいたなら嬉しいです。

ちなみに今日(2020-03-06)から1週間聴き逃し配信もありますので何卒。

そして、今回のこの脚本、修正を加えて後々公開しようと考えています。60分版にするのか、このままの量で公開するかまだ迷ってますが、まぁおいおい。ツイッターで報告しますね。

より一層良い創作に取り組む糧にしていきます。


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