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失われた駄菓子の記憶(今は無き駄菓子たち)② 〜桜加工所【ソースいか】〜

商品名
【ソースいか】

メーカー
【桜加工所】
From東京都江戸川区(上一色)
価格
大袋タイプ(50ヶ+3ヶ)1ヶ=20円(バラ売り)
小袋タイプ(2ヶ〜3ヶ)1袋=50円
販売時期
1980年〜2002年年頃(←筆者推測)
内容
スルメのゲソに真っ黒なソースをまぶしたつまみ系駄菓子

ソースは市販のソース焼きそば用の、深いコクとジャンクさがブレンドされており、とても美味しかったと記憶している。

袋の中に溜まったソースの残りを指でこし取り、それを舐めて悦に入る兵(つわもの)達の存在も、東京下町・台東区で多数確認している(筆者目撃)
終売理由
天日干しが命のスルメ加工。
バブル崩壊後にも関わらず、近隣にマンション建設ラッシュが続き、日照が断絶により【桜加工所】が廃業。

東京周辺の駄菓子屋で独特のオイニ〜と存在感を放ったイカ系駄菓子のプリンス【ソースいか】は姿を消した‥
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無し
※あくまでも筆者の経験則と駄菓子関係者からの聞き取り内容
記録は随時更新予定

人は亡くなっても、友人・知人に配偶者、子や孫に多くの思い出を残していく
縁の有無はあれど、お墓にも祀られる

しかし駄菓子はどうだろうか?
これだけネット全盛の時代であるのに関わらず、その姿・名跡は記録に残されていないケースが多すぎる程である

思い出そう
子供の頃大好きだったあの駄菓子を・・
いつしか、世の中から消えて行ってしまったあの駄菓子を。みんなの記憶に残っているうちに

無くなってしまった駄菓子を復活させる事
それが今の駄菓子屋研究家・土橋真の夢であり、新シリーズ【今は無き駄菓子達】の目的である

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