失われた駄菓子の記憶③【らあめんババア】よっちゃん食品工業From山梨県
商品名
【らあめんババア】
メーカー
【よっちゃん食品工業㈱】
From山梨県中央市
価格
1ヶ=22円(税込み表記)
原材料名
小麦粉、食用油脂(パーム油、ラード)、食塩、醤油、肉エキス、野菜エキス、砂糖、発酵調味料、香辛料/調味料(アミノ酸等)、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)本品製造工場では、いか・ゼラチンを含む製品を生産しております。
保存方法:直射日光・高温多湿をお避けください。
内容量:18g
販売時期
1994年〜2020年
内容
細かくバラされたチキンラーメン系のスナック菓子
パケの、故・青島幸男さん演じるイジワルばあさんクリソツの割烹着姿のおばあちゃんのあだ名なのか?
ただのラーメン好きのババアの痛快物語なのか?
それとも、妖怪【らあめんババア】なる類の者か?
今となっては正体は『藪の中』だが、とにかくその食らいっぷりの良さには定評がある
『みかん(いちご)のしずく』『立たされん坊』などのアイスや、うまいテーテテテ〜♪が大ブレークした『ねるねるねるね』などの知育型駄菓子でおなじみのカネボウフーズ(現・クラシエ)
同社の棒型ラーメン菓子『らあめんバー』に触発された感は否めないものの、そのインパクト・味・価格から、子供達に大人気の駄菓子だった
よっちゃん食品工業の、その素晴らしきメーカースピリッツには実るゆめぴりかが如く頭を垂れたい。
終売理由
世界中の人の移動はおろか、物資の輸出入までもが制限されたコロナ禍
原材料の高騰や輸入停止等の諸問題が重なり、終売‥‥
※あくまでも筆者の経験則と駄菓子関係者からの聞き取り内容
記録は随時更新予定
人は亡くなっても、友人・知人に配偶者、子や孫に多くの思い出を残していく
縁の有無はあれど、お墓にも祀られる
しかし駄菓子はどうだろうか?
これだけネット全盛の時代であるのに関わらず、その姿・名跡は記録に残されていないケースが多すぎる程である
思い出そう
子供の頃大好きだったあの駄菓子を・・
いつしか、世の中から消えて行ってしまったあの駄菓子を。みんなの記憶に残っているうちに
無くなってしまった駄菓子を復活させる事
それが今の駄菓子屋研究家・土橋真の夢であり、新シリーズ【今は無き駄菓子達】の目的である