FOLDING@HOME をインストールして自分のパソコンで新型コロナウィルス(COVID-19)の解析に協力しよう
自分のパソコンを新型コロナウィルスの解析に協力できるとのことなのでやってみた。昔 BOINC を少し回してたことがあるので懐かしい。
専用ソフトのインストール
まずは専用ソフトをインストールする必要があります。Windows/macOS/Linux に対応しています。
下記Webサイトにアクセスしてインストーラをダウンロードします。ここでは Windows 10 で進めていきます。
ダウンロードした実行ファイルを開いてインストールします。
規約を読んで同意して進む。
インストール方法の選択です。
Custom Install を選択すればインストール先ディレクトリやデータの保存先や実行タイミングなどが自分で選択できるようになります。特にこだわりがなければ Express Install にしましょう。
これでインストールは完了です。
専用ソフトを起動して解析に協力する
Firewall で警告が出たら許可しましょう。
同時にブラウザが開いて、匿名で参加するか、アカウント作成するかの選択とスタートボタンが出てきます。(裏ではすでに実行されていますが)匿名で参加することにします。
ブラウザ上で確認できるようになっており、GPU を使って解析をしていることが確認できます。
電気代やファンの音が気になる方は Power スライダーを操作することで処理量をコントロールできます。
また Change Identity から匿名で参加から変更できることもできます。
タスクバーの通知領域にアイコンがあり、右クリックして Advanced Controll を選択すれば専用ソフトのGUI画面を表示できます。
ここでも処理量のコントロールができますし、より詳細な情報が確認できます。
特に何も設定しなくとも自動的に新型コロナウィルスの解析に協力できるようです。
新型コロナウィルスの解析以外に協力する方法
Folding@Home は新型コロナウィルスの解析以外にも下記に対応しています。
✔ アルツハイマー病
✔ 癌
✔ ハンチントン病
✔ パーキンソン病
これらの特定の病気の解析に参加したい場合は設定画面でカテゴリを選択することができます。現在は Any Disease を選択することで新型コロナウィルスの解析に参加できるようになっています。
リソース効率
CPUとGPUでそれぞれ別のものを解析するようになっているみたいです。
CPU解析は Ryzen 7 1700(8コア16スレッド)をフルで使っていることが分かります。CPUファンがうるさいです。
その他
GitHub CEO の Nat Friedman は GitHub Actions 用の余剰リソースを新型コロナウィルスの解析に割り当てると言っています。
インストール方法で Express Install を選択すると、スタートアップに登録され Windows 起動時に実行するようになっているので、自分のタイミングで実行したい方は無効化にすることをオススメします。
はやく収まってほしい。。。