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聞くと聴くの違い
みなさん、会社で1on1(1対1でのコミュニケーション)は行っていますか?
私が勤めていた株式会社インテリジェンス(現 パーソルキャリア)では1on1文化が非常に根強くて、立ち上がったばかりの社内ベンチャーに中途で参画した当初は、上司と朝7時から1on1を毎日していました。(夜は22時過ぎから同じ上司と飲みに行き、終電で帰っていた日々は良き思い出です。笑)
マネージメントをする立場にいる方であれば自ずと1on1は行うと思うのですが、聞くと聴くの違いはご存知でしょうか?
聞くはシンプルに音楽を聞いたり、単にきくと言う意味です。
聴くは傾聴するとあるように、注意深くきくことを意味します。
この違いを表す言葉で非常にわかりやすいのは、聴くは耳と目と心できくから聴くと書く。
この話を初めて聞いたとき非常に的を得ていて、なるほどなーと感銘を覚えた記憶があります。
特にコーチングにおいては姿勢や目線も相手に向けて、全神経を集中して心で聴くことが大事だと思っています。
人はそれぞれ価値観も違い、経験も違いますし、全てをうまく言葉で表せないし、ケースによってはあえて本当のことを話せないこともあります。
その前提を理解した上で、聴くことのできる人が良いマネージャーだと思います。
経営者の立場にいると、特に情報は良くも悪くも曇ってしまい、正しい社内の一次情報が入手しにくくなります。なので、できる限り本音で話せる環境を整備しなければいけないし、そもそも経営者自身がオープンに曇りなく話すように、コミュニケーションのハードルを下げてあげる必要性があると感じています。
よく世間では土足で人の心の玄関に入るなと言われますが、僕は逆で、裸で人の心の玄関に入ることを意識しています。
誰でも警戒心のない猫や犬が自分の足元に近づいてスリスリしてきたら、自ずと心を許してしまうじゃないですか?笑
あまり言うと叩かれそうで怖いのでここまでにしておきますが(笑)、聞くではなく聴くを意識し、心の声を聴くには自身がオープンになることが大事だと言うことを伝えたかったということです。
ではまた。
株式会社ビズリンク 姜 大成(カン テソン)