【深夜の配信者】⑤#18禁 (最終話)

ギュッ・・・
『好きぃ・・・』

『え?』

『えっ・・・あゴメン間違えたっ!』

『・・・間違いなの?』

『うぅぅ・・・間違いじゃない・・・けど・・・でもだって、名前も知らないのに好きとか、おかしくない?』

『・・・そう?』

『・・・よくわかんないの。
こんなにおかしくされたのもはじめてだし・・・
こんなに声だけでイッちゃったのもはじめてだし・・・
こんなにわたしが
求めてるけど抑えてたものを全部開放させてくれたのも・・・
許してくれたのも、はじめて。』

『・・・うん。』

『なんでそんなわかるの?』

『うーん・・・別にわかるわけじゃないよ?
ただ・・・我慢するくらいなら全部出しちゃった方が気持ちいじゃん。
キミが気持ちくなってくれるのが、嬉しいんだ。もっともっと、もっとってなる。』

『・・・やだ・・・』

『ん?』

『もっともっと、って・・・
興奮しちゃう・・・。』

『うん・・・いーよ?』

『だって、どんどんおかしくなっちゃうよ?』

『うん。いーよ。笑
その方が俺も気持ちくなる。笑』

『・・・キライにならない?』

『むしろ好きになるよ。笑』

『そっか。嬉しい・・・。
わたしね・・・?』

『うん。』

『今まで、わたしの見た目で近づいてきた人としかえっちしたことなかったの。
でも・・・
そーゆーのってわかるじゃん?
「あぁ、わたしみたいなのを近くに置いときたいんだな」って。
なんかさ、それに応えなきゃって思うと、
どうしても
わたしのそうゆう内側って出せなかった。
抑えて我慢して。
でもやっぱり我慢しきれなくなって、
で、アダルトな配信はじめたの。
ウチの会社の重役と別れたばっかだったから
お金のためもあったんだけど・・・』

『あぁなるほど。笑』

『でね、
いざはじめてみたら
ホントに何百人ってひとが
わたしの見た目じゃない部分を喜んでくれたの。最初は顔隠して下着だけで演技してたのに・・・ 
嬉しくってどんどんエスカレートしてった。
まぁみんな、
わたしにえっちなこと求めてるだけだって
どっかではわかってたけど。』

『あぁ・・・でも俺もそうだよ?』

『えっ、やだぁ笑』

『だってめっちゃかわいいって思ったもん。笑
でも次第に
こんなかわいいのにめちゃめちゃえっちに素直なのが、
めちゃめちゃかわいくなった。
でもキミは配信者だから、
あんま深入りしちゃいけないなって。』

『そっか・・・ならいい。』

『ん?』

『だってやっぱ、
かわいいとは思われたいもん。笑』

『なるほどね。笑
でも、いっぱいおかしくなったら
もっともっとかわいくなるよ・・・?笑』

『やだそんなことゆっちゃダメ・・・』

『なんでよ。』

『あなたから抜け出せなくなっちゃう・・・。』

『うん。いーよ?』

『いーの?
わたし、すごく厄介なオンナかもだよ?』

『それは困る。笑
でも・・・うん。いーよ。
あと俺、シンゴ。』

『シンゴくん?』

『シンゴでいーよ。』

『ううん。シンゴくん。笑
わたしはアユミ。
早坂アユミ。』

『へぇ。アユミちゃん。』

『アユミでいーよ。』

『ううん。アユミちゃん。笑』

『・・・ねぇ。』

『ん?』

『触ってみて・・・?』
グチュ・・・

『うわすっご・・・』

『多分今したらおかしくなっちゃっ・・・ぁぁああああああああぁっっ!!!!!!!』

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